ケースメーカーの予想が外れていたら、それはそれで大変な事態に

早くも第10世代iPad用ケースが米量販店の店頭に。第2世代Apple Pencil対応?

Image:@roeeban(Twitter)

次期iPad Proや第10世代iPadが今週内に発表と見られるなか、早くも新iPad用ケースが、米国の大手量販店Targetの店頭に並んだとの報告が写真付きで届けられている。

Twitterユーザーの@roeebanは、発表前のはずの「iPad(2022)」(無印iPadの2022年モデル)用ケースの写真を公開している。

本製品は人気のアクセサリーメーカーSpeck製。同社は10年以上にわたってアップル製デバイス用のケースを作ってきた老舗である。おそらく、次期アップル製品向けアクセサリーの開発を間に合わせるため、アップルのサプライチェーン内に独自の情報源を持っていると思われる。

注目すべき点は、このケースに第2世代Apple Pencil用のホルダーが付いていることだ。第9世代モデルまでは第1世代Apple Pencil対応に留まったが、ようやく第10世代モデルで第2世代ペンシルに対応する可能性が浮上した格好だ。

これに先立ち、今月初めにも有名メーカーESR製の「iPad 第10世代(2022)」用ケースが国内のAmazonストアに登場していた。サードパーティのアクセサリー企業は各社とも、すでに新型iPad発売に向けて前哨戦を繰り広げているようだ。

これまでの噂話を総合すると、第10世代iPadは画面が少し広くなり(前モデルの10.2インチから10.5インチへ)、筐体は最近のAirやminiのようなフラットエッジとなり、iPhone 12と同じA14 Bionicチップ(第9世代モデルのA13より約30%高速)を採用、そしてLightning端子に替えてUSB-Cポートを搭載する、といったところだ。

なお上記のESR製ケースが正しければ、第9世代までのTouch ID内蔵ホームボタンが廃止され、側面の電源ボタンに指紋センサーが統合される(第6世代iPad miniと同じスタイル)はずだ。

第10世代iPadや次期11インチ/12.9インチiPad Proは、まもなくウェブサイト上で発表される可能性が高い。何か動きがありしだい、Gadget Gateでもお伝えする予定だ。

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