スティック型ではなく箱型

これが噂の「クラウド専用Xbox」? 責任者がTwitterで“チラ見せ”

Image:Phil Spencer/Twitter

米マイクロソフト(以下、MS)のXbox部門責任者フィル・スペンサー氏は、同社が予告していた低価格のクラウド専用XboxらしきデバイスをTwitter上でチラ見せした。公式に実物だと認められたわけではないが、スペンサー氏がツイートの写真で何かを予告する習慣があることから、ファンの注目を集めている。

スペンサー氏のつぶやきは、本来はオープンワールドゲーム『Fallout』シリーズの25周年を祝うものだ。だが、オフィスの棚の上に白い箱状の何かがあることをフォロワーが発見。Xbox Series Sと似てはいるが、横に置かれたXboxコントローラーと比べると、これまで市場に出ていない小型のデバイスであることが分かる。

米The Vergeは「Xbox Cloud Gamingサービスを介してXboxゲームにアクセスするための専用デバイスになる」とコメントしているが、MSの広報に確認を取ったのか、それとも推測しているだけなのかは不明である。

MSがゲーム専用機やゲーミングPCよりも安価なクラウドゲーム専用機を開発していることは秘密でも噂でもなく、スペンサー氏が約2年前から明かしていた事実だ。その後にデータマイニング(OSなどのデータ解析による未公開情報の発掘)から新型ハードウェア「Keystone」の存在が浮上し、MSも事実だと認めていた

これまでクラウド専用Xboxは、テレビなどのHDMI端子に挿すChromecastのようなスティック型だと考えられてきた。しかし今回の写真を見るかぎり、従来の箱型ゲーム専用機を一回り小さくした上で、PCモニターやテレビにケーブルを通じて接続するようだ。

すでに「テレビにクラウドXbox機能を持たせる」ことは、Xbox TVアプリにより実現している。サムスン製のスマートTVに搭載され、Xbox Cloud Gamingのゲームを解像度1080p、最大60fpsで遊べるのだ。それが安価な(数年前に「60ドル」との噂もあった)クラウド専用Xboxを通じて、HDMI端子を備えたあらゆるテレビに広がる見通しだ。

MSは公式にはクラウド専用Xbox(らしきもの)にコメントしていないが、スペンサー氏のツイートに対して「あなた(スペンサー氏)の棚には古いプロトタイプを置いた、とだけ言える」と付け添えている。

つまり、現在進行形で “新たな” プロトタイプが開発中、ということだろう。今年5月には「クラウド専用Xboxは1年以内に発売」との噂話もあったが、近いうちに何らかの動きがありそうだ。

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