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YouTube、一部4K動画を有料プラン限定にする動き

Image:FellowNeko/Shutterstock.com

YouTubeは無料サービスだと思っている人は多いが、実はYouTube Premiumと呼ばれる有料サービスも提供している。Premiumの有料サブスクリプションに登録したユーザーは、動画視聴時に広告表示をなくしたり、オフライン再生やバックグラウンド再生が可能になるなどの恩恵が受けられる。

ただ、それだけのためにわざわざ毎月追加料金を払いたいかというと、正直なところ「そこまでは考えていない」という方が多いだろう。

しかしここ数日前から、RedditやTwitterユーザーの一部で、iOS版(おそらく他のプラットフォームでも)のYouTubeアプリで2160p(つまり4K)以上の解像度で動画再生しようとしたところ、ユーザーにPremiumへの加入を促す表示が現れたとの報告が上がりはじめた。

MacRumorsによると、このメッセージはごく一部の4Kを超える高解像度動画にしか表示されないとのことで、YouTubeが今後この変更を全体的に展開していくかどうかもわからないとのこと。記事執筆中、手もとのiPhoneやPC環境で、報告のあった動画「Lola Marsh – Love Me On The Phone」を再生してみたが、いずれも2160p解像度に設定する際に、Premiumへの加入を促されることはなかった。

iPhoneやその他スマートフォンの小さな画面であれば、4Kでも1080pでも気になるほど画質の差を感じることはなさそうだが、画面の大きなタブレットやPC、あるいはテレビの場合、どうせ見るなら4Kのくっきりした映像を楽しみたいはずで、こうした動きはユーザーの不評を買いそうな気はする。

また、高解像度で美しい動画を視聴してもらいたいと考えて動画をアップロードしている投稿者にとっても、意図した解像度で配信できなければ問題だ。

YouTubeはこれまで、投稿者が収益化を指定した動画以外には表示されなかった広告を強制挿入し、マネタイズしていない(できていない)投稿者にはその分の支払いもない仕組みにするなど、自社の収益増大のための変更を少しずつ導入している。

2021年9月の段階で、YouTubeは有料サービスであるYouTube PremiumおよびMusicの合計加入者数を5000万人と発表している。これは音楽ストリーミングのSpotify Premiumの1億8800万人、動画ストリーミングのNetflixの2億7000万人に遠く及ばないものだ。YouTubeが無料ユーザーから魅力ある4K動画の再生をブロックし、Premiumへの加入を促したとして、どの程度ユーザーが増えるのかは不明だ。

現在YouTube Premiumは、米国では月額11.99ドル、日本では月額1180円で提供されている

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