生産拠点はベトナムになるとの予想も
「AirPods Pro 2」は今年後半に量産開始、ただし充電端子はUSB-CではなくLightningのままか?
アップルのワイヤレスイヤホンAirPods Proが2019年10月に発売されて以来、すでに2年以上が経過した。いよいよ第2世代モデル「AirPods Pro 2(仮)」が年内に登場するとの噂が相次いでおり、今年の後半に量産に入る見方が強くなっている。そんな中、充電ケースの端子はUSB-Cに移行せずLightningのままだという予想が伝えられている。
アップルのサプライチェーン情報に詳しいアナリストMing-Chi Kuo氏はTwitterで、AirPods Pro 2の量産時期とともに、本製品がベトナムで製造されるとも述べている。
米WSJもアップルが中国以外での生産を増やす方針を報じていたが、その先駆けがベトナムになるようだ。Kuo氏は、AirPods Pro 2の生産拠点が中国から移される理由として「相対的に複雑ではないサプライチェーンとベトナムの生産環境の良さ」を挙げている。おそらく、iPhoneほど部品点数が多くないため「サプライチェーンごとシフト」をやりやすいと推測される。
大局的な生産拠点の話はさておき、ユーザーとして切実なのは「AirPods Pro 2の充電ケースは依然としてLightningポートを搭載し、USB-Cにはならない」と予想されていることだろう。今月半ばに「2023年のiPhone 15(仮)のうち少なくとも1つがUSB-Cに切り替わり、その後にAirPodsなどのアクセサリー類も続く」との期待を盛り上げたのは、他ならぬKuo氏である。
もっとも、Kuo氏の予想は「2023年まで(iPad以外の)アップル製品がUSB-Cにシフトすることはない」という点では一貫している。要するにAirPods Pro 2もLightningが続投というのは、想定済みの展開といえそうだ。
ほかAirPods Pro 2関連の噂としては、新しいデザイン、健康とフィットネス・トラッキング機能の追加、ロスレス再生のサポートなどがある。新たなモーションセンサー搭載との予想もあったが、いずれランニングやジム愛好者にはAirPods Pro 2とApple Watchがセットで勧められるのかもしれない。
- Source: Ming-Chi Kuo(Twitter)
- via: 9to5Mac