AIラベル表示だけで排除ではありません

YouTube Music、AI楽曲を見分けるラベル表示を開始。AI楽曲の透明性求める声を反映

多根清史

Image:miss.cabul/Shutterstock.com

音楽配信サービスで生成AIを使った楽曲が注目されるなか、YouTube Musicは再生画面に「AI」ラベルを導入した。YouTubeは、リスナーが聴いている音楽について正確な情報を得られるようにすることが目的だとしている。

この動きは、AI生成楽曲を聴く際に透明性を求めるユーザーの声に応えたものだと説明されている。AI楽曲を排除するのではなく、制作過程におけるAIの関与を明示し、透明性を高めるための取り組みといえる。

「主に生成AIを使って制作された」楽曲では、再生画面の曲名のすぐ下、アーティスト名/チャンネル名の隣に「AI」ラベルが表示される。これをタップすると「How this was made(どのようにして制作されたか)」という詳細欄が開き、「音声がAIによって変更された、または完全に生成された」ことを確認できる。

Image:YouTube

対象となるのは、主に生成AIを使って制作された楽曲だ。例えば楽曲の構成やボーカルを生成モデルで作成した場合も含まれる。YouTubeは該当楽曲を特定するため、独自の検出ツールを用いるとともに音楽パートナーと協力しているという。

この機能は米国時間10月14日から展開が始まっている。将来的には通常のYouTubeアプリにも導入される予定だが、具体的な時期は明らかにされていない。

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