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アップル、iOS 16を公開。大きく変わったロック画面など新機能をおさらい

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アップルが、6月のWWDCで発表したiOS 16をリリースした。対応するのはiPhone 8以降で、これよりも前の世代、たとえばiPhone 7やiPhone SE(初代)はサポートから外れた。この記事ではiOS 16の機能についてざっとおさらいしてみる。

ロック画面

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このバージョンのiOSで最も大きな変化を遂げたのは、おそらくロック画面だろう。これまでとは異なり、かなり柔軟なカスタマイズが可能になった。たとえば画面の色味や時計の字体などが変更可能になり、天気やライブアクティビティといった、ユーザーが常にチェックしたい情報を、ウィジェット機能を使ってロック画面に表示できる。

また、通知などは画面下部にスタック表示されるようになり、上にスクロールすれば通知の履歴を見ることができる。このスタック表示は設定変更が可能で、件数のみの表示や、従来のようなリスト形式にすることも可能だ。ロック画面のカスタマイズは複数の設定を保存でき、「集中モード」とも紐付けられる。そのときの気分や状況に応じてロック画面を変える、といった使い方が行える。

iMessage

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iOS 16では、iMessageで送信したメッセージ内容の再編集と取り消しができる。これは最初に送信してから15分以内が条件で、送信相手側も、編集メッセージが編集されたり削除されたことがわかるようになっている。またiMessage経由でSharePlayが可能になり、友だちなどを招待して映画、音楽、ワークアウト、ゲームなどを一緒に楽しむことができるようになった。

集中モード

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iOS 15で導入された「集中モード」は、より設定が簡単になり、ロック画面、ウィジェット、通知設定などと関連づけることが可能になった。また集中モードフィルターを使えば、カレンダー、メール、メッセージ、Safari などのアプリで、選択したコンテンツや通知のみ表示するといったこともできる。

メール

メールアプリはスケジュール送信機能と送信済みメールの取り消しオプションが使用可能になった。また検索機能がより機能的になり、「より正確で完全な結果」を提供するようになったとのこと。

画像を調べる

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iOS 15で導入された機能が強化。画像を表示して画面を長押しすると、画像から対象物を抜き出したり、背景を消し去ることができる機能で、写真アプリ内の画像だけでなく、Safariで表示しているウェブページの画像、スクリーンショット、クイックルックなどで利用可能。iPS 16では「画像を調べる」で認識できる対象物として鳥、昆虫、クモといった動物や彫像が追加されている。

テキスト認識表示

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写真や動画に映し出される文字を自動認識し、普通のテキストのようにコピー&ペースト、いわゆるコピペが可能になる機能。さらに翻訳や通貨換算も可能。テキスト認識表示が認識する対象に、新たに日本語、韓国語、ウクライナ語が追加された。

Safari

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Safariの共有タブグループ機能では、タブのセットを友人や家族など、一緒に作業する人と共有して、相手の見ているものを瞬時に確認することが可能だ。またタブグループごとに専用のスタートページを用意でき、異なる背景画像などでカスタマイズすることもできる。

さらにセキュリティ強化の一環として、これまでウェブサイトでのユーザー認証を担ってきたパスワード方式よりも安全なパスキー機能が搭載される。この機能は生体認証にTouch IDまたはFace IDを使い、iCloud キーチェーンを介して iPhone、iPad、Mac、およびApple TV間でエンドツーエンドの暗号化を行い、同期される。

マップ

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アップル純正のマップアプリも進化。最大15か所の経由地を設定可能になったほか、ウォレットアプリに追加したSuicaやPASMOをマップアプリからチェック、チャージ可能になっている。

Apple Pay

Apple Payには後払い機能が追加されたり、Apple Payでの注文について、レシートの確認と追跡をウォレットアプリ内で直接行えるようになった。ただしこれらは、当初は米国のみでの対応になるとのこと。

音声入力

音声とキーボードをシームレスに切り替えてテキストを入力したり編集が可能になった。音声入力中にカンマ、ピリオド、疑問符を自動的に追加したり、絵文字を入れたりすることもできる。

FaceTime

iPhoneからMacやiPadといったデバイスへ、シームレスにFaceTimeの通話を引き継げるHandoff機能を搭載。通話を引き継げば、使用中のBluetoothヘッドセットも新しいデバイスへ接続を切り替える。

ヘルスケア

服薬に関する管理機能が追加され、現在服用している薬やサプリメントなどを記録し、また服用するためのリマインダー機能も追加されている。

ホーム

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再設計されたHomeアプリでは、スマートホームアクセサリーのコントロールがより簡単になり、ホームタブでは家全体が一目で見渡せるようになるとのこと。照明、空調、セキュリティ、スピーカー、テレビなどのカテゴリーが用意され、関連アクセサリーにすばやくアクセスが可能。また、より詳細なステータス情報が表示されるようになっている。マルチカメラ表示では、最大4台のカメラが中央部分に表示される。

その他

細かなところではiPhone Xで画面上部にノッチが登場して以来、右上隅から姿を消していたバッテリー残量の数値表示が帰ってきた。これは設定アプリのバッテリーの項目にある「バッテリー残量(%)」のトグルスイッチをオンにすれば設定できる。ただし一部に非対応の機種もある。

また、ホーム画面の下部に新たに配置された検索ボタンを使えば、直接Spotlight機能が呼び出せるようになり、アプリを開く、連絡先を調べることなどが簡単にできるようになっている。

そのほか「次世代のCarPlay」など、iOS 16の機能として紹介されたものの、リリース当初は含まれていない機能などもある。

なお、音声認識などを使用する一部機能は、デバイスがA12 Bionic以降を搭載している必要がある。そのほか画像認識機能を使った機能にも、比較的最近のモデルでないと対応していないものがある。どの機能が非対応となっているか気になる方は、アップルのiOS 16新機能紹介ページをご参照されたい。

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