今のところヨーロッパ限定

Switch 2「バッテリー交換かんたん」モデルが登場。背面を開ければすぐバッテリー、ネジも外しやすく

多根清史

Image:Nintendúo

数か月前、任天堂はEU向けにバッテリーを簡単交換できるNintendo Switch 2を投入すると予告していた。2027年2月18日施行のEU「電池規則」により、製品寿命を通じて消費者が自ら容易にバッテリーを交換できる設計が義務づけられるためだ。

では、改訂版Switch 2はどのようなものになったのか。スペインのYouTubeメディア「Nintendúo」が、すでに発売された実物を入手。初期バージョンのSwitch 2も分解して比較し、より簡単になったパーツの取り外し手順や、再設計された内部構造を紹介している。

まず初期バージョンの筐体を開けるには、側面にある剥がしにくいシールを取り除いたうえで、特殊なネジを回す必要がある。それが改訂版では、ネジはシールに隠されておらず、一般的なプラスねじ(フィリップスねじ)が採用されている。

初期バージョンでは金属シールドを取り外さなければバッテリーにアクセスできなかったが、改訂版では背面カバーを外すだけでバッテリーが露出する。さらに、バッテリーを固定していた強力な接着剤も使われなくなり、バッテリーを持ち上げるためのくぼみが設けられている。

改訂版Switch 2のバッテリー容量は5172mAhで、初期バージョンの5220mAhより約1%小さい。また、本体重量は約10g(Joy-Con 2装着時は約14g)増加した。実際のバッテリー駆動時間を比較するテストは行われていないため、実際の駆動時間にどの程度の差が生じるかは現時点では不明だ。

この動画では、実際にバッテリーを取り外すところまでは実演されていない。Nintendúoによると、任天堂は公式手順に従って交換すれば保証を維持できる形を想定しているとみられるが、任天堂による詳細な交換手順や保証条件はまだ明らかになっていない。

任天堂はヨーロッパの公式ストアで、Switch 2やその他のアクセサリー製品向けに「バッテリー交換キット」を販売する予定だ。それらがいつ発売されるのか、価格がいくらになるのかについては、現時点で情報はない。

携帯性を備えたゲーム機では、長く使っているうちにバッテリーが寿命を迎えることも珍しくない。それだけに、自分で交換できる仕様への需要は少なくないと思われる。現時点では改訂版製品はNintendo of Europeの管轄地域内で順次導入される予定だが、将来的にそれ以外のエリアにも改訂版が出る可能性はあるのか、気になるところだ。

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