プログラマブル物理ボタンは便利そう

「Apple Watch Pro」は49mmサイズ? 大きさを比べてみた結果

Image:Sonny Dickson

今年の新型Apple Watchは、標準モデルの「Apple Watch Series 8」と廉価モデル「Apple Watch SE」のほか、新たに大型かつ頑丈な「Apple Watch Pro」の追加が確実視されている。

では、Proモデルは標準モデルと比べてどれほど大きいのか? それを現行の「Apple Watch Series 7」や次期Series 8用のケースと並べることで可視化した画像が公開されている。

この画像をTwitter上でシェアしたのは、有名リーカーのSonny Dickson氏だ。Dickson氏は先日もProモデル用のケース画像を公開しており、それに続く格好である。

さて公開された画像では、Apple Watch Proは49mmサイズとされている。これまで47mmとの説もあったが、インドのテックメディア91mobilesの情報とも符合していることから、確実性が高いようだ。

その49mm用とされるケースは、これまで最大だったSeries 7の45mm用よりも一回り以上も大きく、41mmと比べれば大人と子どものような印象がある。またこの画像では、「Series 8のデザインや大きさは、Series 7と変わらない」との噂話も何気なく裏付けられている。

今回の画像からうかがえる新デザインは、91mobilesがリークしたCAD図面と一致している。特に、ディスプレイの左側に追加された縦長のボタンに注目が集まっている。

この物理ボタンについて、アップルの内部情報に詳しいBloombergのMark Gurman記者は「おそらくプログラマブルボタンだ」とコメントしている。たとえば特定のアプリを立ち上げたり、各種ワークアウトを呼び出せるようにユーザーが変更できるというわけだ。

またGurman氏は、Apple Watch Proが従来のバンドを流用できるとしつつも、エクストリームスポーツ用の専用バンドや、濃密なフィットネス情報が表示できるウォッチフェイス(文字盤)が用意されるとも述べていた。

Apple Watch Proは大きすぎることから「ほとんどの手首では持て余すため、おそらく全ての消費者にアピールはできない」とも言われている。しかし、ユーザー体験を大事にするアップルが使いにくい製品を開発するとも考えにくく、発売後にプロのアスリートからの感想を待ちたいところだ。

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