ようやく役に立つSiriが実現か

 iOS 27の新Siriがリーク。新たな専用アプリと「Search or Ask」再現画像が公開

多根清史

Image:gguy/Shutterstock.com

BloombergのMark Gurman氏が、iOS 27で導入されるとされる新しい「Siri」専用アプリと、新インターフェース「Search or Ask」の再現スクリーンショットを公開した。これらは実際の画面を撮影したものではなく、同氏が入手した情報をもとに作成したレンダリング画像である。

iOS 27では、ChatGPTのような対話型SiriアプリがiPhone、iPad、Macにプリインストールされる見通しだ。ユーザーはテキストと音声の両方でSiriとやり取りでき、「メッセージ」アプリのような双方向の会話が可能になるという。また、会話履歴は一定期間後に自動削除する設定も用意されると報じられている。

今回のレンダリングから判明したSiriアプリの特徴は次の通りである。

  • デフォルトでダークインターフェースを採用
  • 下部に「Ask Siri」のテキスト入力フィールドを配置
  • マイクアイコン(音声モード切り替え)とクリップアイコン(画像・ファイル添付)を搭載
  • 過去の会話履歴をリスト形式またはバブル(吹き出し)形式で表示可能
  • ChatGPTやGemini、Claudeに近い見た目と操作性を採用

さらに注目されるのが、新たな「Search or Ask」機能である。これは画面上部中央から下へスワイプすることで、どこからでも呼び出せる質問インターフェースだ。従来の「Hey Siri」による呼び出しや、電源ボタン長押しによる起動も引き続き利用できる。

Image:Bloomberg

この機能はダイナミックアイランドに統合されており、起動時にはダイナミックアイランドから飛び出すようなアニメーションが表示されるという。

また、このメニューには刷新された「Siriの提案」も組み込まれる。よく使うアプリや最近の検索履歴、天気予報、ボイスメモ録音などのショートカットが表示され、各機能へ素早くアクセスできるようになるとされる。

「Search or Ask」によるAI検索結果は、ダイナミックアイランドからポップアップするリッチテキストカードとして表示される。さらに詳しい情報や継続的な対話が必要な場合は、そのまま下へスワイプすることでSiriアプリへシームレスに移行できるとのことだ。

iOS 27では、長らく待たれていた「パーソナライズされたSiri」も導入される見込みである。画面上の内容を認識し、ユーザー個人の状況や利用履歴をより深く理解することで、カレンダーの空き時間を確認して予定を組んだり、デバイス内やインターネット上の情報を活用してメールやメモの作成を支援したりできるようになるという。

さらに今回の記事では、カメラアプリ向けの「Siriモード」も紹介されている。これは現在のビジュアルインテリジェンス機能を発展させたもので、撮影した写真をサードパーティー製AIエージェントに分析させたり、Google画像検索へ直接利用したりできるようになるとされる。

刷新されたSiriはApple Intelligenceによる処理を前提としているため、対応機種はiPhone 15 Pro以降になるとみられている。これらの新機能は、現地時間2026年6月8日に開幕するWWDC 2026の基調講演で正式発表され、その後のベータテストを経て9月に一般公開される見通しだ。

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