日本向けストアは在庫潤沢
Apple Watch Series 7、世界各国で品切れ。次期モデル発表の前ぶれか
次期「Apple Watch Series 8」が8日午前2時、すなわち来週の木曜深夜に発表されることは、ほぼ確実とみられている。それを裏付けるように、アップル公式オンラインストアで、現行のApple Watch Series 7が(地域によっては)注文できるモデルやバンド構成がごく僅かになっていると報じられている。
米MacRumorsは(おそらく拠点である米国向けストアを中心として)Apple Watch Series 7のケースサイズやバンドなど、購入できるオプションが限られていると報じている。毎年9月頃、次期Apple Watchの正式発表と噂される日が近づくと、前モデルの在庫が乏しくなるのは恒例行事ではある。
これに先立つ8月初め頃にも、高価なApple Watch Series 7 Editionが米国など、いくつかの国で売り切れになっていた。今年は大型かつ頑丈な高級モデル「Apple Watch Pro」の登場が予想されており、その立ち位置と被るため、在庫を減らしていると推測されていた。
ちなみに日本向けオンラインストアでは、Editionこそ品切れが目立つが、標準モデルは大半のケースやバンドの組み合わせを問題なく注文でき、出荷日も「1営業日」と表示されている。
国により在庫の事情はかなり異なるのかもしれないし、米国と異なり7月から値上げとなったことも影響がありそうだ(8月末まで量販店でのセールが複数あった)。
今年のApple Watch Series 8は、標準モデルは見かけもサイズもSeries 7と変わらず、搭載チップ「S8」の中身はS7とほぼ同様(さらに前年のS6とも)であり、体温測定機能が追加される程度だと予想されている。
かたやProモデルはサイズが47mmのみ、水泳や登山にも耐える頑丈なケースと大容量バッテリーを備えつつ、iPhone 13 Pro(税込14万4800円)並みの価格になるとの噂だ。
特にApple Watch Series 7に不満を感じていない人にとっては、買い替えるかどうか悩ましそうな状況だ。
- Source: MacRumors