AIプロダクトブランド「GLIDiC AI」が登場
録音・文字起こしだけじゃない“AIイヤホン”。アドバイスや振り返りできる「GLIDiC AI +u Buds」発表

SB C&Sは、AIプロダクトブランド「GLIDiC AI(グライディック エーアイ)」の立ち上げを発表。第1弾となる次世代型AIイヤホン「GLIDiC AI +u Buds」を応援購入サービスのMakuakeにて、3月26日10時から先行発売する。カラーはホワイトのみ。
2015年から音響製品の開発に乗り出してきたモバイルのためのオーディオブランド「GLIDiC」が、AIオーディオブランドとして進化。本製品を皮切りに「AIをより身近に感じて頂ける製品開発に邁進していく」としている。
一般発売時の価格は29,800円(以下、税込表記)を予定する。先行販売では最もお得なプランで30%オフの20,860円から購入可能。利用にはプランへの加入が必要で、無料で使えるベーシックプランは月300分まで文字起こしできる。月1200分利用できるProプランは月額1,980円、無制限のUnlimitedプランは月額4,180円となる。

本製品は、会議や会話などの音声を録音し、AIによって録音・文字起こし・要約といった記録と効率化ができるイヤホン。それだけでなく、録音データを用いたAIのアドバイスといった “次の一手” まで支援することを目指している。
3ウェイでの利用ができ、イヤホン、付属の「レコーダー」、スマートフォンアプリ(iOS/Android)で録音ができる。充電ケースにはイヤホンとレコーダーの両方が収納可能。


イヤホンとしても十分な性能を目指しており、本体は “身につける道具” として長時間でも疲れにくいオープンイヤー型を採用する。スケルトンデザインによってテクノロジーの存在感を強調した。
DLC振動板を採用したダイナミックドライバー(直径12mm)や4つのマイクを搭載。通話用ノイズリダクション、低遅延モード、イコライザー機能にも対応する。

イヤホンには「AIボタン」を搭載。これを1回押すことでワンタッチで録音開始、2回押すことでスマートフォンのGeminiやSiriを利用できる。また、マイクのミュート機能にも対応する。

アプリでは、録音からその後の体験まで一気通貫な体験を目指しており、文字起こしからAIのアドバイスまでを一括生成できる。アドバイスは、論理的なアドバイスで成果を最大化する「コーチモード」、マインド面のアドバイスで人間力を育成する「バディモード」の2種類で提案。アドバイスを深掘りするための「Askコーチ」と「Askバディ」、そして日記のように一日を振り返れるレポート等の機能も用意している。

市場には多くの競合製品が存在する一方で、同社では「生涯記憶」という考えで差別化を図っている。これは記録が1回限りではなく、録音データを積み上げることで、自分でも忘れる内容を記録していくというもの。パーソナルデータ、過去の音声データやアドバイス、直近の状況や個人的な課題といった情報をもとにAI処理を行っていく。

「Talk AI」機能によって、これまでに蓄積された録音や要約の内容を、音声を使って呼び出すこともできる。たとえば「前回のタスクは何だったか」「宿題として残った確認事項は何か」といった確認が可能だ。なお、本機能はPro以上の有料プランでのみ利用できる。
なお、イヤホン形状を採用した理由について「聞いている音声をそのまま録音できるため」と同社は説明。「イヤホンがAIの耳になると考えている」とし、「耳で聞いている情報をまるでもう一人の自分がいるかのようにAIが聞いて理解してくれる」ことを目指していくという。

セキュリティ面では、ユーザーの送受信データは暗号化しつつ、国内で管理・24時間監視している。ユーザーの音声データはAIモデルの学習には使用されないこともアピールポイント。AIモデルは非公表だが、AIの進化とともに、そのタイミングに合ったモデルを選んでいくとのこと。

そのほか、イヤホンとしての再生周波数帯域は20Hz〜20kHz。Bluetooth 5.4に対応し、コーデックはSBCとAACをサポート。2台のマルチポイントにも対応する。バッテリー持続時間は、録音が約6時間、音楽再生が約6時間、通話が約4時間。10分の充電で90分使える急速充電に対応している。IPX4の防滴にも対応。
発表会ではタレントの森香澄さんが登壇。本製品について「もうイヤホンの域を超えている」と話しつつ、「本当に要約してくれたりとかアドバイスをしてくれたりとか、なんか全部やってくれるじゃんって思いました」「すごい頼りになる存在です」と試した感想を語った。

