折りたたみ市場シェア拡大の戦略的価格?
折りたたみiPhone、12GB RAM搭載か。256GB・512GB・1TBの価格も浮上

アップル初の折りたたみiPhone、通称「iPhone Fold」は今年秋に登場すると予想されている。そんななか、搭載RAM容量やストレージ、価格に関する新たな噂が伝えられている。
搭載RAMはサムスン製12GB
韓国の大手経済専門メディアThe Bellによると、iPhone Foldは最新のiPhone Proモデルと同じ12GB RAM(LPDDR5X)を搭載し、メモリの供給元はサムスンになるという。
これは現在のメモリ高騰のなか、両社が締結したLPDDR5Xモジュール供給の長期契約の一環とも推測される。The Bellの報道では、サムスンは今年第2四半期からiPhone Fold向けメモリの供給を開始する予定とされている。
ストレージ構成と価格
内蔵ストレージについては、中国リーカーの刹那数码(Instant Digital)氏が、折りたたみモデルは次の3つの容量で提供されると述べている。
- 256GB:1万5999元(約1999ドル)
- 512GB:1万7999元(約2199ドル)
- 1TB:1万9999元(約2399ドル)
この3つの容量は、iPhone 17 Proと同じ3段階の構成である。価格はいずれも、現在最も高価なiPhoneを大きく上回る水準となる。
もっとも、iPhone Foldの価格が2000〜2400ドルになるという見方は以前から多くの噂で指摘されており、今回の情報もそれらとほぼ一致している。
iPhone Foldが高価になる理由としては、折りたたみ有機ELディスプレイが一般的に高コストであること、画面の折り目を目立たなくするためにヒンジなどへ高級なコンポーネントが用いられること、さらに軽量化されたパーツ群のコスト増などが挙げられてきた。
それでも開始価格が1999ドルであれば、サムスンのGalaxy Z Foldシリーズなど競合製品と同程度の水準である。折りたたみ製品全体でメモリ高騰などによる値上げ圧力が強まるなか、アップルはこの分野で一気にシェアを獲得する狙いがあるのかもしれない。
