すでにハードウェアは完成しているはず
新型HomePodとApple TV 4K、今秋登場か。「新Siri」完成待ち

アップルは新型HomePodとApple TV 4Kの後継モデルをすでに用意しているものの、Siriの大幅アップデートが完成するまで発売を遅らせる可能性が高いとBloombergが報じている。
アップルの内情に詳しいMark Gurman記者は、刷新されたSiriに依存するスマートホームハブが9月に登場するとの記事の中で、新型Apple TVとHomePodも「新たなAI機能」と関連していると述べている。つまり、両製品とも新Siriがシステムや操作の軸になり、Siriの更新遅れが影響するという構図だ。
新型HomePodと刷新版Apple TV 4Kの噂は、2024年以降くり返し報じられてきた。Gurman記者も、アップルが2025年末までの発売を目指していると伝えてきたが、結局は登場しなかった。また、先週行われた一連の新製品発表やメディア向けのハンズオンイベントでも、これらのデバイスには一切言及がなかった。
現時点では、両製品は新しいバージョンのSiriが準備できるまで発表されない可能性があるようだ。アップルはGemini搭載の新SiriをiOS 26.4でフル実装する計画だったが、まだ安定して動作していないため、延期される見通しだという。
現在アップルは、すべての新たなSiri機能を今年秋のiOS 27で、iPhone 18 Proとともに公開することを目指している。ただし、9月以前にiOS 26.5の一部として、いくつかの機能が先行して登場する可能性もある。
今回Gurman記者は「HomePod」と表記しており、特にHomePod miniとは書いていない。ただし過去の報道では、新型HomePod miniを準備済みだと述べていた。大型のHomePodも更新されるのか、それとも小型モデルのみなのかは現時点では明らかではない。
Apple TV 4Kは2022年以降、刷新されていない。噂ではA17 Proチップとアップル独自設計のN1ネットワークチップを搭載しつつも、大幅なデザイン変更はないと見られている。A17 ProチップはApple Intelligence機能をサポートできる性能を備え、iPhone 15 ProやiPad miniにも採用されている。
一方、HomePod miniには新しいApple Watch用チップ(S9以降)が搭載される見込みだ。さらにN1チップや第2世代UWB(超広帯域)チップが採用される可能性もある。Wi-Fi 7への対応によりストリーミング再生の高速化が見込まれるほか、iPhone接近時のレスポンスや音楽再生などを引き継ぐHandoffの改善も期待される。
これら両デバイスとも、噂の「HomePad」との組み合わせで、スマートホーム体験の底上げにつながる可能性が高い。
