Siri AIに大きく依存しているため

アップル新型「HomePad」今秋発売の可能性。Siri AI開発の遅れが影響か

多根清史

Image:Hadrian/Shutterstock.com

アップルは、スマートホーム向けの新製品「HomePad」を投入すると噂されている。これはディスプレイを備えたHomePodタイプのデバイスと見られており、登場は間近との観測もあった。だが、新たなリークでは、発売は今年秋にずれ込むと報じられている。

現在アップルが販売しているスマートホーム製品は3つだけである。Apple TV 4K、HomePod、HomePod miniだ。そんななか、HomePodとiPadを組み合わせたような「HomePad」は、同社がホーム市場を拡大する戦略製品として、2024年後半からリーク情報が出始めていた。当初は2025年発売とされ、その後は今年3月出荷へと予定が繰り延べられてきた。

その最新情報として、リーカーのKosutamiはXへの投稿で、この製品は現在「今秋に発売予定」とされていると述べている。詳細は明かされていないが、この時期が事実であれば、ほぼ確実にSiri開発の遅れと関係していると見られる。

というのも、刷新版Siriの開発が苦戦しているためである。BloombergのMark Gurman記者は、このデバイスが今後予定されているSiriのAIアップグレードに大きく依存していると報じていた。つまり、刷新版Siriが登場するまでHomePadの発売はあり得ないということだ。

すでにSiriをGeminiで強化する計画は公式発表済みである。しかし、その実装は最短でもiOS 26.5まで遅れると報じられており、場合によってはiOS 27までずれ込む可能性もある。そのため、HomePadも再び延期されているようだ。

これまでの噂を総合すると、HomePadは以下のような製品になる見通しである。

  • 約7インチの正方形ディスプレイ、A18チップ、接近センサーを搭載。Face ID対応の可能性
  • スマートホーム制御、音楽再生、ビデオ通話、天気やカレンダー表示に対応
  • 予想価格は約350ドル(約5万円前後)

さらにアップルは、防犯カメラやFace ID対応のビデオドアベルも開発中と報じられている。これらのHome製品ラインアップを、9月のiPhone 18 Pro発表イベントで披露する計画なのかもしれない。

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