他のノートPCがRAM高騰で値上がりのなかではインパクトありそう

今夜にも約9万円のMacBook登場か。アップルが狙うWindows大量乗り換え

多根清史

Image:Farknot Architect/Shutterstock.com

早ければ本日(3月2日)深夜にも、アップルは噂の低価格MacBookを発表する見通しである。iPhone向けのA18 Proチップを搭載し、ディスプレイはやや小型化されるものの、Macの中核的な機能は引き続き備えるとみられる。

この新製品について、アップルは「驚くべき価値(incredible value)」があると位置づけ、大量のWindowsおよびChromebookユーザーの乗り換えを促せると考えていると、米Bloombergが報じている。

アップル初の低価格MacBookに関しては、ここ数か月でさまざまな情報が伝えられてきた。改めて予想仕様を整理すると、次の通りである。

  • MacBook Airよりも小さい12.9インチディスプレイ。輝度はやや低めで、環境光に応じて自動調整するTrue Toneは非搭載の可能性が高い
  • アルミニウム製シャーシを採用し、複数の「遊び心ある」カラーバリエーションを用意
  • iPhone 16 Proモデルと同じA18 Proチップを搭載。RAMは8GBの可能性
  • ストレージは256GBおよび512GBのみとなる可能性が高く、1TB/2TBは用意されない見込み
  • 開始価格は大幅に抑えられ、最安で599ドル(約9万3000円)となる可能性

全体として非常に魅力的な内容であり、今後2〜3日のうちに実機が披露される見込みである。アップルが3月2日(月)の週に「新製品の発表ラッシュ」を行うことは、ティム・クックCEO自らが予告している。

BloombergのMark Gurman記者によれば、アップル社内ではこの低価格MacBookを「驚くべき価値」と位置づけており、Windows PCやChromebookからの乗り換えが大幅に進むと見込んでいるという。また、これまでコンピュータを所有していなかったiPhoneユーザーにとって、初めてのMac購入を後押しする存在になることも期待しているとのことだ。

さらにGurman氏は、発売初日に大きな需要が発生する可能性があるとも伝えている。直営店の従業員には、iPhone発売日並みの長時間勤務が必要になるかもしれないと警告されているという。加えて、店舗内には「新製品のうちの1つに丸ごと1台のテーブルを割り当てる」とされており、それが低価格MacBook向けである可能性が高い。

このほか、今週の発表が噂されている製品として、iPhone 17e、M5搭載の新型MacBook Air、M5 ProおよびM5 Maxを搭載した新型MacBook Pro(デザインは現行モデルを踏襲)、さらにM4搭載iPad Airおよび新型iPad(A18ないしA19搭載)が挙げられている。詳細は、下記の特集ページを参照されたい。

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