最上位から入門機、どれを選んでも「Nohing」を体感できる
もうほかのスマホに戻れない!Nothingだからこその“自分らしさ”、Phone (3)/(3a)/(3a) Liteレビュー

スマートフォンを選ぶとき、心のどこかで「もっと自分らしい1台があるんじゃないか」と感じている人も多いはずだ。そんな人に知ってほしいのが、イギリス・ロンドン発のブランド「Nothing」である。
「テクノロジーを再びワクワクさせる」というメッセージを掲げるNothingのスマートフォンは、持つ人の個性を引き立てる、特別な存在なのだ。今回は、フラグシップの「Phone (3)」、ミドルレンジの「Phone (3a)」、そしてエントリーの「Phone (3a) Lite」をご紹介したい。
Nothingの個性と魅力

Nothing最大の特徴は、背面が透けた「シースルーデザイン」だ。内部の部品が美しく配置され、まるで精密機械のアート作品のようだ。カフェのテーブルに置いたとき、友人から「それ何?」と聞かれること間違いなしである。
Phone (3)の「Glyphマトリックス」やPhone (3a)の「Glyphインターフェース」など、Nothingは光を使った背面ギミックも魅力的だ。モデルによって光り方は違うが、着信や大切な人からの連絡を通知してくれたり、充電残量を確認したりもできる。

画面をいちいち見なくても情報が分かるし、表示のされ方もちょっとレトロな雰囲気で個性的。スマホに振り回されない暮らしもできるかもしれない。
また、Androidベースの独自OS「Nothing OS」がミニマルなデザインで洗練されていて、ホーム画面を眺めるだけで気分が上がる。

細かいポイントだが注目したいのが、ホーム画面に設置された、独自のアイコンデザイン。アプリ名が表示されていない、それなのに何故か手にしてすぐ使えるのだ。文字がある方がわかりやすいが、デザインの力によってアイコンを再構築することで、統一された世界観を保ちつつ、わかりやすさも叶えている。
ハードだけでなくソフトの細部にまで、クリエイティブへの愛を感じた。そういったこだわりを実機を触れるたびに感じられるのも、Nothingの魅力だろう。
気分が上がる!特別感のある「Phone (3)」

Phone (3)は、Nothingの世界観を最も純粋に表現したフラグシップモデル。価格は124,800円(税込)からと決して安くはないが、最上位というだけに、この一台には特別感がある。
最新プロセッサー「Snapdragon 8s Gen 4」でどんな操作もサクサク。カメラは5000万画素トリプル構成で、メイン、超広角、ペリスコープ望遠まで揃う。旅行先の風景も、レストランでの料理も、夜景も美しく残せる。

本機ならではのGlyphマトリックスは、背面にある円形ドットディスプレイで、さまざまな表示が行える。時刻やタイマーを表示させるだけでなく、高画質な背面カメラを使ったセルフィーの確認に使えるのも面白い。
なお、本機を含めた3モデルとも「おサイフケータイ」対応で、コンビニでもカフェでも電車でも、スマホをかざすだけで決済完了だ。また、いずれのモデルも、ケースとフィルムが最初から付いてくるのが嬉しい。


フラグシップモデルだからこそ、Nothingが目指すアイデアが投入された本機は、持っているだけで気分が上がるスマートフォンだ。「スマホで自分らしさを表現したい」と考える人のための一台である。
一番気に入った!バランスの良い「Phone (3a)」

Phone (3a)は、「良いものを、無理のない価格で」を実現したミドルレンジモデル。47,800円(税込)からという手の届きやすい価格ながら、性能もデザインも一切妥協していない。正直、私が一番気に入ったのがこのモデルだ。
プロセッサーは「Snapdragon 7s Gen 3」で、日常使いは何の問題もなくスムーズ。見た目は個性的なのに、使用感はストレスフリーだ。
そして注目は、この価格帯では珍しい望遠カメラの搭載。子どもの運動会で遠くからでもしっかり撮りたい、動物園で動物を大きく撮りたい、ライブ会場で推しを綺麗に残したい。そんな「ちょっと遠い」シーンで、望遠カメラは本当に頼りになるだろう。

実機を触って感じたNothingの魅力は、カメラの「楽しさ」にもあった。特にフィルターで選べる「RETRO」が非常にエモい。フィルムカメラで撮ったような、どこか懐かしくて温かみのある写真が撮れるのだ。このフィルターは、Phone (3a)だけではなく、Phone (3)とPhone (3a) Liteでも利用できる。
夜の渋谷の街を歩きながら試してみたのだが、ネオンの光も、雑踏も、このフィルターを通すと一枚の作品になる。久しぶりに「写真を撮るために街に出たい」と思わせてくれる、そんな楽しさがあった。


しかも約6.77インチの大画面ながら208gと軽量。毎日バッグに入れて持ち歩いても疲れにくいのは、地味だが嬉しいポイントだ。日常をドラマティックに切り取りたい、心象風景を撮るのが好き、という詩的感覚のあるひとにもおすすめしたい。
SNSに投稿する写真にこだわりたい人、通勤通学で毎日持ち歩くから軽い方がいい人。「ちゃんと使えて、ちゃんと可愛い」を両立したい人にぴったりの一台である。
手軽だけど“人とは違う”「Phone (3a) Lite」

今回最も驚いたのが「Phone (3a) Lite」。エントリーモデルと聞くと「安いけど、それなり」というイメージを持つ人も多いだろう。でも、この一台は違う。42,800円(税込)のエントリーなのに、中身はミドル級なのだ。
プロセッサーは「Dimensity 7300 Pro」で、数万円高いモデルとも同等の性能だ。有機ELディスプレイは上位モデルと同じリフレッシュレート120Hzでスムーズに動く。カメラも5000万画素で、日常を切り取るのにちょうどいい。

何より、低価格なのにデザインに妥協がない。Nothingらしいシースルーデザインはそのままに、「人とは違う」を手軽に手に入れられる。可愛くて、個性的で、でも使いやすい。

「初めてのスマホだけど妥協したくない」学生や、「コスパ重視だけどデザインも大事」な若手社会人、サブ機や子ども用にも最適だ。
毎日使うからこそ「気に入ったもの」を
Nothingのスマートフォンは、「みんなと同じじゃなくていい」と思う人のための選択肢だ。スマートフォンは毎日使うものだからこそ、自分が本当に気に入ったものを選びたい。
デザインに心引かれたなら、スペックの数字だけで選ぶのに疲れたなら、そして何より、テクノロジーに「ワクワク」したいと思うなら。Nothingは、きっとあなたの期待に応えてくれる。

どのモデルを選んでも「Nothingらしさ」が変わらない、統一された世界観も魅力だ。フラグシップの「Phone (3)」、バランス型の「Phone (3a)」、驚きのコスパを誇る「Phone (3a) Lite」。
あなたのライフスタイルに合わせて、ぴったりの一台を見つけてほしい。スマートフォン選びは、もっと楽しくていい。Nothingと一緒なら、きっとそう思えるはずだ。
