「リチウムイオン電池搭載製品の安全性に関する包括的な取り組み」

リチウムイオン電池を安全に、Ankerが“啓発キャラクター”「リイオンくん」発表

編集部:平山洸太

「リイオンくん」

アンカー・ジャパンは、多発するモバイルバッテリー等の発火問題を受け「リチウムイオン電池搭載製品の安全性に関する包括的な取り組み」を発表。合わせて、リチウムイオン電池安全啓発キャラクターとして「リイオンくん」を披露した。

同社代表取締役CEOの猿渡歩氏は、「リチウムイオン電池搭載製品をより安心してご使用いただけるよう、開発してから使用、処分するまでのすべての段階で安全性を見直しました」と説明。同社は昨年に大規模な自主回収を実施したが、猿渡氏はこれについて謝罪し、改善に向けた取り組みを説明した。

開発段階においては、製造での現場管理システムを刷新。従来はサプライヤーとの信頼関係をもとに行っていた品質管理のモニタリングを強化し、Ankerが開発した新しいモニタリングシステムの導入・運用を義務付けたという。委託基準も厳格化し、新基準を満たせる委託先のみに絞ったとのこと。また、2025年後半には新たな自社ラボを中国本社内に増設し、自社内でも高温下の試験などを行えるようにした。

自社ラボの様子

加えて、使用する場面における注意事項を周知するべく発信活動を強化していくと説明。公式サイトで購入履歴の一元管理ができる「Anker My Gear」をローンチし、購入から時間が経っていたり、保証が切れていたりするバッテリー搭載製品を把握できることも目指すそうだ。なお、PCやスマホも登録すれば、最適な周辺機器をAIが案内できるという。

「Anker My Gear」

回収については、どのような状態でも下取り回収ができるボックスを、直営店であるAnker Storeに順次設置していく。3月31日までの期間限定で、対象のモバイルバッテリーを下取りに出したユーザーを対象に、Anker StoreおよびAnker公式ストアで利用できる30%オフクーポンをプレゼントする。破損や故障していても大丈夫で、2024年12月31日までに購入した全てのAnker製モバイルバッテリーが対象。

不燃性の素材を使用した、Anker製モバイルバッテリーの回収ボックスを設置していく

また、今回発表されたオリジナルキャラクター「リイオンくん」は特設ページから画像データをダウンロードし、誰でも無料で利用することが可能。今後は環境省のページへの掲載や、川崎区のイベントにも登場するそうだ。なお、リイオンくんはリチウムイオン電池を示す「Li-ion」から着想を得たとのこと。可燃性や危険性を周知するため、炎を身にまとっている。

リイオンくんの特設サイト

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