赤外線カメラならトラブルが起こりにくいはず

カメラ内蔵AirPods Pro、まもなく登場か。ビジュアルAIやジェスチャーが進化の可能性

多根清史

Image:photoschmidt/Shutterstock.com

次期AirPods Proがまもなく登場し、カメラを内蔵するという噂が報じられている。現行のAirPods Pro 3は昨年秋に発売されたばかりであり、これまで世代交代は約3年の間隔だった。もし事実であれば、従来の慣例を破る異例の展開となる。

この情報を発信しているのは、著名リーカーのKosutami氏だ。同氏はX(旧Twitter)にて、「次期AirPods Proは周囲を見渡せる機能を備え、(現行モデルと)同じ価格になる」と述べている。

Kosutami氏はApple社内から流出したプロトタイプの収集家として知られ、未発表製品の情報においても一定の信憑性がある。とはいえ、的中率は100%ではなく、価格設定に関するリーク実績も乏しい。現行のAirPods Pro 3が早期に販売終了するとは考えにくいため、新機能を追加した上位モデルが併売される可能性が高いだろう。

より現実的なのは、現行のAirPods 4(ノイキャンあり/なしの2モデル展開)のパターンにならい、主要機能の有無で差別化された2つのモデルを用意する構成だ。

今回、Kosutami氏はカメラの種類に言及していないが、著名アナリストのMing-Chi Kuo氏はIR(赤外線)カメラが搭載される可能性を指摘している。この見解は中国のリーカー「刹那数码(Instant Digital)」も裏付けており、これが「AirPods Pro 4」ではなく、あくまで「AirPods Pro 3」のハイエンド向けオプションになると主張している。

IRカメラの追加は、ビジュアルインテリジェンスによる「周囲の物体を調べる」機能やジェスチャー操作と相性が良いはずだ。また、IRカメラには「画素数が少なくパッケージを小型化しやすい」「低解像度のため処理負荷が小さい」「顔などの細部が写らないためプライバシーの問題が起きにくい」といったメリットも考えられる。

通常、Appleは新型AirPodsを秋のiPhone発表イベントでお披露目してきた。しかし、今年は2月19日にiPhone 17eを発表するという噂もあり、そのタイミングに合わせて登場する可能性もゼロではないだろう。

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