Proモデルはストレージ増なし、値上げになりそう

iPhone 14新色パープルなどカラバリ詳細情報。A16も性能大幅アップ?

Image:Framesira/Shutterstock.com

まもなく「iPhone 14」シリーズが9月8日の「Far Out」イベントで発表されると予想されるなか、カラーバリエーションの変更やMagSafeの改善など、新たな噂話が届けられている。

この情報の発信源は、韓国のブログ「Naver」のユーザーyeux1122氏による投稿だ。同アカウントは過去にいくつか実績があるほか、iPhone 14についても「標準モデルは価格が据え置き」などを活発に発信している

カラーバリエーションにパープルあり

「米国の開発者ソース」という新たな投稿によると、まずiPhone 14のカラバリは次の通りとのことだ。

・iPhone 14標準モデル:グリーン、パープル、ブルー、ブラック、ホワイト、レッド

・iPhone 14 Pro: グリーン、 パープル、シルバー、 ゴールド、 グラファイト

この情報は、8月初めにリーカーのMcguire Wood氏が述べたことと一致している。iPhone 13の標準モデルにはピンク、iPhone 13 Proモデルにはシエラブルーがあるが、どちらもパープルに入れ替わる格好だ。

ケース素材もディスプレイ保護も改善なし

ケース素材については、耐久性がめざましく改善することはなさそうだ。yeux1122氏の情報筋によると、チタン製の試作機は実在していたが、コストや製造プロセスの問題からボツになったという。こちらも、上記のWood氏が早くから主張していたことだ。

またiPhone 14のディスプレイは、iPhone 13と同じGorilla Glassコーティングが採用されるとのこと。やはり画面についても、耐久性や傷つきにくさの改善は望めそうにない。

MagSafeは磁力が強くなる

MagSafe充電については、(対応アクセサリーを貼り付ける)背面の磁力がさらに強くなり、iPhone 14/iPhone 14 Pro専用のMagSafeバッテリーアクセサリーが準備中とのことだ。

30Wの有線急速充電をサポート、ワイヤレス充電速度は変わらず

こちらはリーカーDuanRui氏のツイートや、有名アナリストMing-Chi Kuo氏が「2022年内にアップル純正の30W対応GaN(窒化ガリウム)充電アダプタが発売される可能性あり」との主張とも符合している。

ストレージ容量は128GB~のまま

iPhone 14/iPhone 14Proともにベースモデルは128GBになり、2TBオプションはないとのことだ。アップルがProモデルを値上げする代わりに、ストレージ容量を256GB~に増やすとの観測もあったが、そんなことはなく「純粋に値上げ」になるようだ。

「A16 Bionic」の性能向上

iPhone 14 Proモデルのみに搭載されると噂のA16チップは、初期テストではA15よりも「わずか数%」の性能アップだったという。が、その後の改良によりパフォーマンスは向上したとのことだ。

上記のKuo氏はA16の性能や省電力の向上は「限定的」だと述べていたが、実機の環境での伸びしろが大きいのかもしれない。iPhone 14 Proモデルでは13 Proよりも高速なRAMが採用されることや、最大クロック周波数の向上により、CPU性能は最大15%、GPUは30%向上する可能性が指摘されていた

もしも性能向上が著しければ、アップルが宣伝資料でその数値をアピールするはず。あと1週間後に行われる「Far Out」イベントでの答合わせを楽しみにしたいところだ。

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