弥助が首をはねにやってくる

止まらないUbisoftリストラ。今度はパリ本社で約200人削減か

Munenori Taniguchi

Image:Ubisoft

先週、ゲーム6作品の開発中止、抱えるゲーム開発スタジオ2つを閉鎖、さらに世界中の開発拠点での人員削減を発表したUbisoftは今週、パリ本社で最大200人の雇用を削減すると発表した。

Ubisoftは「先週発表した新しい事業モデルとコスト削減策を加速するのに合わせ、われわれはフランス本社の最大200人の従業員が対象になる可能性がある集団的かつ自主的な解雇協定である集団的合意解約制度(Rupture Conventionnelle Collective:RCC)プロセス活用の可能性について協議を開始した」と述べている。日本におけるこれに似た実務的プロセスは「希望退職の募集を開始」あたりになる。

強制的な解雇ではないため、退職希望者が200人に満たない場合もあり得る。ただし同社は最近、従業員に対して週5日のオフィス出勤を義務付けることを取り決めており、これに反対する従業員が退職を希望する可能性もある。

ちなみに、先週Ubisoftが開発中止を発表した6本のゲームのうち、名称が明らかにされているのは『プリンス・オブ・ペルシャ 時間の砂』のリメイク版のみで、残りの5作品については名称もどんなゲームかも明かされていない。

だが、女優のエマン・アヤズは「人生を変えるようなプロジェクト」になるとして、3年にわたってこの中止になったタイトルのひとつに関わってきたと述べ、開発中止は「これまでのキャリアで最も悲惨な瞬間」だったと述べた。

Ubisoftは7本のゲームの開発を延期するとも発表しているが、その中には同社が未発表のまま開発していた『アサシン クリード IV ブラック フラッグ』のリマスター版が含まれると広く予想されている。

同社の株価は、先週の開発中止および延期、複数スタジオ閉鎖の発表後、直近の株価から40%下落した。これは2021年1月に記録した最高値からは95%の下落となった。

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