まずM6 iPad Proが登場か

アップルの「M6」搭載製品、予想より前倒しで登場する可能性

多根清史

Image:AZFAR ARTS/Shutterstock.com

アップル初のM5チップ搭載製品が発売されてから、まだ3か月しか経っていない。しかし、M6チップの登場は「予想よりも早い」可能性があると、米Bloombergが報じている。

アップルの内情に精通するMark Gurman記者は、自身のニュースレター「Power On」において、次期Macノートパソコンおよびデスクトップのラインアップはすでに準備が整っていると前置きしたうえで、「ひとつ留意点がある。M6チップは、多くの人が予想しているよりも早く登場する可能性があると思う」と述べている。

必ずしも次期MacBookにM6チップが搭載されるわけではないとしつつも、「いくつかの構成では、近い将来に登場するだろう」という見解だ。アップルは昨年10月に、3つのM5搭載デバイスを発表したばかりであり、M6の登場は早すぎるようにも思える。しかしGurmanは、「M3とM4の間隔はわずか5か月だった」と指摘している。

M4の登場が大きな驚きを呼んだ理由は、チップ世代間の間隔が短かった点だけではない。最新世代のMシリーズチップが、初めてMacではなくiPad Proに搭載されたことも衝撃だった。それ以前は、新世代チップは必ずMacで最初に投入されてきた。

こうした前例を踏まえると、M6製品が「近い将来」に登場するという予測も、同様に異例ではある。最近では、有機ELディスプレイを採用し、全面的に再設計されたM6搭載MacBook Proが、予定より前倒しで登場する可能性を示す手がかりも浮上している。

もっとも、MacBook ProのハイエンドなM5搭載モデル(M5 Pro/M5 Max)は、現時点ではまだ発表されていない。さらにGurman自身も、M6に関する記述の直前で、「刷新されたMacBook Proは2026年末にかけて登場するはずだ」と述べている。

加えて、以前Gurmanは、有機ELディスプレイを採用した全面刷新MacBook Proは「M6 Pro」および「M6 Max」を搭載するハイエンドモデルに限られると報告していた。ベースモデルについては、現行デザインがもう1年継続される可能性が高いとの見通しだ。

これらの情報を総合すると、まずM6チップ搭載のiPad ProやベースモデルのMacBook Proが登場し、その後、年末にかけてM6 Pro/M6 Maxを搭載したハイエンドMacBook Proが投入される、というスケジュールになる可能性が高そうだ。

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