期待しすぎずに待ちましょう

「OpenAI初のハードウェア」年内に発売予定、ただしそれが何かはいまだ不明

Munenori Taniguchi

Image:Thrive Studios ID/Shutterstock.com

OpenAIのグローバルアフェアーズ責任者クリス・リーハン氏は、スイスのダボスで開催されたAxios House Davosのサイドイベントで、同社が開発中とされるハードウェア製品は今年下半期に発表する予定であると述べた。OpenAIは昨年、元Appleデザイン責任者ジョニー・アイブ氏のスタートアップ「Io」を買収している。

先週、注目度の高い電子機器ブロガーWeiboがXでリークした情報によると、OpenAIの初の物理デバイスは耳の後ろに装着するイヤーバッズ的なウェアラブル製品になる可能性が高いと言われており、その開発コード名称は「スイートピー(Sweetpea)」だと言われている。

ジョニー・アイブ氏とサム・アルトマン氏が設立したチアデザイン会社LoveFromは、数年前からOpenAIと密かに協業を開始していたと、同社のウェブサイトに掲載されたブログ記事は伝えている。その後、アイブとアップルの元同僚らはハードウェア企業Ioを設立し、OpenAI向けの新たなデバイス群とプロジェクトの開発を目指していた。

IoがOpenAIに買収されてもジョニー・アイブ氏はOpenAIに合流しなかったが、アイブ氏とLoveFromチームはOpenAIの研究・エンジニアリング・プロダクトチームと「密接に」連携していると伝えられている。

Io買収当時の報道によれば、アルトマンとLoveFromは以前からヘッドホンやカメラ付きデバイスなどを検討してきており、最初の製品は2026年に登場する予定だとされていた。

ちなみにアルトマン氏は、以前からAI搭載コンシューマーデバイスに興味があり、期待されたAIスタートアップのHumaneにも投資していた。しかし、699ドルもする同社のAIピンは「スマートフォンの使用時間を減らす」というコンセプトを実現するにはまったく力不足なうえ、機能させるには月額25ドルの携帯電話サービスプランに加入する必要があったこともあり、期待したほどの便利さをユーザーに提供することができないまま販売中止となっている。

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