タッチスクリーンの可能性も

有機EL MacBook Pro、「ノートPC史上最高画質」の噂。画面を前倒しで量産開始か

多根清史

Image:DenPhotosShutterstock.com

アップルが2026年末から2027年初頭にかけて、初の有機EL搭載MacBook Proを発売すると予想されるなか、サムスンディスプレイが予定より早く、同モデル向け画面パネルの量産を開始したとの噂が報じられている。

この情報は、韓国のNaverブログを拠点とするリーカー、yeux1122氏によるものだ。それによれば、サムスンディスプレイは当初、2026年第2四半期に有機ELパネルの生産を開始する予定だったという。今回の噂は、次期MacBook Proの製造に向けた準備が前倒しで進んでいる可能性を示唆している。

このMacBook Pro向けディスプレイには、iPad Proと同じタンデムOLED技術が採用されるとされる。生産にはサムスンの「8.6世代生産ライン」が用いられ、「これまでに発売されたすべての有機ELノートPCの中でも最高の画質」を備えるとも伝えられている。

ここでいう「8.6世代」とは、8.6世代サイズの大型ガラス基板を用いた次世代の生産ライン規格である。第6世代(1,500×1,850mm)と比べて約2.25倍の面積を持ち、1枚の基板から14〜16インチ級パネルを効率よく複数枚まとめて切り出すことが可能だ。これにより、生産効率とコストの大幅な改善が期待されている。

有機ELディスプレイ以外にも、刷新版MacBook Proには次世代の「M6」チップが搭載される見通しだ。また、現行モデルよりも薄型かつ軽量なデザインになるとも報じられている。現行MacBook ProはミニLED+液晶構造のため厚みが出やすいが、有機ELは自発光型でバックライト層が不要なことから、薄型化・軽量化しやすい。

さらに、新型MacBook Proにはタッチスクリーンが搭載され、アップルとして初めてタッチ操作に対応したMacが登場するとも伝えられている。画面上部のノッチ(切り欠き)は廃止され、FaceTimeカメラは単一の開口部を用いたパンチホール式に変更される見込みだ。

なお、現行MacBook Proについては、早ければ今月中にもM5 ProおよびM5 Max搭載モデルが登場するとみられている。その後、M6 MacBook Proラインアップが今年後半から2027年初頭にかけて発売されれば、現行世代は約1年で旧モデル扱いとなる可能性がある。

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