ついにMagSafe充電対応の噂も

iPhone 17e、A19クロックダウン版採用か。まもなく量産開始の可能性

多根清史

Image:Framesira/Shutterstock.com

アップルの次期エントリーモデルとされる「iPhone 17e」は、ダイナミックアイランドやクロックダウン版のA19チップを搭載し、今月(2026年1月)中にも量産が始まるとの噂が報じられている。

現行のiPhone 16eは、iPhone 13/14の標準モデルと同様、ディスプレイ上部にノッチ(切り欠き)を備えており、iPhone 16に搭載されている5コアGPU版ではなく、4コアGPUのA18チップを採用している。

中国の著名リーカー「智慧皮卡丘(Smart Pikachu)」氏によると、これら2つの要素は次期iPhone 17eで置き換えられる予定だという。また同氏は「高リフレッシュレートには非対応」とも述べており、iPhone 17シリーズの上位機種のような120Hz表示はサポートされないことを示唆している。

ダイナミックアイランドは、画面上部に配置された楕円状のスペースで、通知やアプリの動作状況を動的に表示・操作できるインタラクティブな領域である。従来のノッチと同様にカメラやFace ID用センサーを内包しつつ、マルチタスク性を高める仕組みだ。

iPhone 16eに搭載されたA18チップは、標準モデルよりGPUコア数を1つ削減した仕様だった。一方、今回のリークでは、iPhone 17e向けのA19チップは、標準版より動作周波数を抑えたバージョンになるとされている。過去には、iPad mini(第6世代)がiPhone 13向けA15チップをCPUクロックを下げて採用した前例もあり、消費電力や発熱を抑えられる点から、日常使用を重視するエントリーモデルに適した選択と言える。

Smart Pikachu氏は、主に中国Androidメーカーの未発表製品について正確なリーク実績を持つ人物である。ただし、アップル関連の情報については実績が少なく、信ぴょう性は未知数だ。

一方、別の著名リーカーである数码闲聊站(Digital Chat Station)氏も、iPhone 17eがダイナミックアイランドとA19チップを搭載する可能性について、これまでに複数回言及している。

ただし、iPhone 17eはiPhone 16eと同じく、iPhone 14ベースの有機ELパネルを引き続き使用し、変更点はベゼルのスリム化にとどまるとの韓国サプライチェーン情報もある。この場合、iPhone 17eには引き続きノッチが残ることになる。

そのほか、iPhone 17eは磁気リングを内蔵し、MagSafeワイヤレス充電に対応する(iPhone 16eは非対応)との噂もある。さらに、自社開発のC1またはC1Xモデムを搭載する一方で、N1ワイヤレスチップは非搭載となる可能性を示す「アップル内部コード流出」も報じられていた

Smart Pikachu氏は、iPhone 17eの量産開始時期について「CES後」と述べており、1月9日以降になることを示唆している。この主張は、iPhone 17eが2026年春、iPhone 16eの発売から約1年後に登場する可能性があるとする報道とも、おおむね符合している。

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