世代を重ねるごとに着実に進化
M5 Maxの推定性能、モバイル向け「RTX 5070 Ti」超えの可能性も

アップルの未発表チップ「M5 Max」の推定ゲーム性能が、ノートPC向けNVIDIA RTX 5070 Tiを一部ベンチマークで上回る可能性が浮上している。
この情報は、大手掲示板Redditにて「Cheap-Ability9453」というユーザーが投稿したものだ。現時点ではM5 Maxに関する直接的な性能リークは存在しないものの、過去のAppleシリコンにおける世代ごとの性能向上率や、アップル公式の発表内容(M5 GPUはM4比で最大45%向上など)を基に、推定値として算出されたという。
比較対象となったタイトルは『Cyberpunk 2077』と『Assassin’s Creed Shadows』の2本で、いずれも解像度は1080p、設定はUltraプリセットに固定されている。なお、NVIDIA RTX 5070 Tiの性能データはNotebookcheckから取得されたものだとされる。
その結果、M5 MaxはM4 Maxと比べて大幅な性能向上を示している。『Cyberpunk 2077』では125FPSを記録し、M4 Max比で47%高速となった。また『Assassin’s Creed Shadows』では51FPSに達し、54.5%もの向上が見られたという。
ノートPC向けRTX 5070 Tiとの比較では、『Cyberpunk 2077』においてM5 Maxがわずかに高速であり、デスクトップ向けRTX 4070と比べても、差はごくわずかにとどまっている。一方、『Assassin’s Creed Shadows』では、ノートPC向けRTX 5070 TiがM5 Maxをわずかに上回る結果となっている。
M4世代からM5世代への移行によって、ゲーミング性能が顕著に向上している可能性は高い。実際、M5を搭載したMacBook Proでは、『Cyberpunk 2077』(レイトレーシング有効)のテストにおいて、M4搭載MacBook Airと比べて約3倍のフレームレートを記録したとされている。
ただし、ここまでの差が開いたのは、冷却ファンを持たないAirモデルがサーマルスロットリング(過熱による破損を防ぐための性能低下)を起こした結果であるとの指摘もあり、鵜呑みにはできない。
アップルはMacのゲーミング性能向上や、Windows向けゲームの移植に注力しており、Macに対応するAAAタイトルも徐々に増えつつある。
しかし現状では、ハイエンド機であっても最高設定でのプレイは依然として難しく、設定の最適化が欠かせない。Macを「ゲーム専用機」として購入するユーザーは多くないと考えられるが、世代を重ねるごとに、仕事やクリエイティブ作業に加えてゲーム“も”楽しめるという付加価値が高まっていくことに期待したい。
