次世代SoC「iiGA」搭載
PFU、USB接続のみで価格を抑えた「ScanSnap iX2400」。フラグシップスキャナーの仕様継承

PFUは、ScanSnapシリーズのイメージスキャナー「ScanSnap iX2400」を11月13日に発売する。価格は48,400 円(税込)で、PFUダイレクト4店舗(本店、Amazon店、楽天市場店、Yahoo!店)の直販限定となる。カラーはホワイトとブラックの2色。
6月に発売したフラグシップモデル「iX2500」(59,400円・税込)の基本スペックを引き継ぎつつ、USBケーブル接続による有線専用とすることでコストを抑えたモデル。ネットワーク機能を備えないことから、セキュリティ的にiX2500を導入しづらい企業にも最適だとしている。なお、「iX1400」の後継機種になるとのこと(iX1400は販売終了)。

スキャンする上での根幹となるスペックはiX2500と同様。原稿搭載枚数は100枚、スキャン速度は毎分45枚・90面(A4カラー)となっている。名刺レシートガイドも同様に付属し、その場合はA4用紙最大50枚がセットできる。
さらにiX2500で初搭載した次世代SoC「iiGA」を採用し、色ずれ・モアレを抑える画像処理にも対応する。同社業務用スキャナーで培った給紙技術「ブレーキローラー」「超音波式マルチフィードセンサー」を搭載するほか、傾きを検知する機能も備える。

一方でタッチパネルは搭載しておらず、操作系としては物理的な「Scan」ボタンのみ。ネットワーク機能がないことからスマートフォンアプリも利用できず、PC版のScanSnap Homeを介して、データのローカル/クラウド保存や設定変更などを行うかたちとなる。

なお細かい点だが、ローラー等の機構部分の違いから、A3サイズや副数枚の書類(複写伝票など)は別売のキャリアシートに挟む必要がという。iX2500に付属していた添付ソフト(Kofax Power PDF Standard)も付属しない。
