Xboxの象徴だったHaloもPS5に移植
Xboxハード売上が29%減。独占タイトル縮小と価格上昇が加速か
    
    
    
    
    
    
    
    
    
    

マイクロソフトは2026年度第1四半期の決算で、Xboxハードウェアの売上が前年同期比で29%減少したと報告した。
この落ち込みは主にコンソール、すなわちXbox Series X|Sの販売減少が要因であり、Xbox全体のゲーム収益も2%減少し、約1億1300万ドルの減収となった。
一方、Xboxのコンテンツおよびサービス部門の収益は55億ドルで、好調だった前年同期から1%増加している。増収を支えたのは、Xbox Game Passの加入者増とサードパーティ製タイトルの好調によるものである。ただし、自社開発(ファーストパーティ)作品の減少が一部を相殺した形だ。
ハードウェア売上の減少傾向は前期から続いており、前四半期にはすでに22%の減少が確認されていた。現行世代の終盤に差しかかり価格も上昇したうえ、Xbox独占タイトルを他ハードへ展開するマルチプラットフォーム戦略が進んだこともあり、販売の下支えとなる要素は見当たらない。直近では、Xboxの象徴である初代『Halo: Combat Evolved』のリメイク版が2026年にPS5向けにリリースされると発表されたばかりだ。
次世代のXboxハードは、PCとコンソールの利点を融合したハイブリッドモデルになるとみられており、「プレミアムでハイエンドな体験」を掲げて開発が進められている。その性能を実現するためコストは非常に高く、次期PlayStation 6(仮称)の倍の価格になるとの噂もある。結果として、コアゲーマーを対象としたニッチな製品になる可能性が高い。









