充電しなくても4か月使用可能

ロジクール、ソーラー充電で電池交換不要なキーボード「Signature Slim Solar+ K980」

編集部:平山洸太

「Signature Slim Solar+ K980 ソーラー充電 キーボード」

ロジクールは、ワイヤレスキーボード「Signature Slim Solar+ K980 ソーラー充電 キーボード」を11月27日に発売する。価格はオープンだが、同社直販ストアでは16,390円(税込)で販売する。カラーはグラファイトの1色。

独自のソーラー充電技術「Logi LightCharge」を搭載することで、充電や電池交換が不要なワイヤレスキーボード。キーボード上部には「ソーラーストリップ」という吸光パネルが設けられており、この部分で発電することによって電力供給を行う。

「ソーラーストリップ」

大きな特徴が200ルクス以上であれば発電できることで、太陽光だけでなく室内照明でも問題ないとする。設置場所の明るさで使い続けられるかどうかは、専用ソフトウェアのLogi Options+で確認可能。もし暗闇のなかで使用したとしても、満充電から最大4か月使用できるという(1日8時間の場合)。

なお、ソーラー充電を前提に設計していることから、充電用のUSB端子は搭載していない。また、電源スイッチをオフにしている場合は発電を行わないそうだ。ロジクールは電源ボタンの必要性について、キーボードが使用されない状況での無駄な電力消費を防ぐためだと説明している。

USBポートは備えていないが、電源のオンオフスイッチは搭載する

テンキーを搭載したフルサイズモデルで、キーにはパンタグラフ方式を採用した薄型設計となっている。キートップの印字は耐久性に配慮しており、シルク印刷の上にUV印刷で保護膜(コーティング層)を形成することで、印字を摩耗から防ぐような構造となっている。

ショートカットキーを複数搭載しており、スクリーンショット、音楽再生、ミュート/ミュート解除、音量コントロールといった操作がデフォルトで可能。新たに「AI起動キー」を搭載しており、標準ではWindowsでCopilotが起動するようになっている。Logi Options+を使用することで、起動できるAIアプリを変更したり、AI起動キーを含めた最大23個のショートカットをカスタムすることが可能。

「AI起動キー」を新搭載

接続はワイヤレスのみで、Bluetoothもしくは独自の「Logi Bolt」に対応する。キーボードには接続デバイスを切り替えられるEasy Switchボタンを備えており、最大3台のデバイスを登録できる。Logi Bolt接続のためのUSBレシーバーは付属しないため、Logi Boltで接続する場合は別途購入が必要となる。

ほか、本体には再生プラスチックを73%、一部に低炭素アルミニウムを使用するなど環境への配慮をアピールする。また、パッケージはFSC認証を受けた材料を使用している。外形寸法は430.8W×20.2H×142.9Dmm、質量は700g。角度調節用のチルトレッグは搭載しない。

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