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Threads、24時間で自動削除される「ゴーストポスト」を導入

Munenori Taniguchi

Image:Threads

Metaは、Twitter風SNSのThreadsに、ユーザーが投稿した後24時間を経過すると自動的にアーカイブされる「ゴーストポスト」を世界中で導入した。

ゴースト投稿は、モバイルアプリの画面に描かれた破線のフキダシのアイコン(ゴーストアイコン)をオンにするだけで使うことができる。投稿されたゴーストポストは、他のユーザーのタイムラインでも破線のフキダシで表示されるためすぐにわかるはずだ。

Image:Threads

ゴーストポストへの返信は、モバイルアプリでもデスクトップからでもできる。

ユーザーが投稿したゴーストポストへのいいねや返信の内容は、タイムラインには表示されず、DMとして投稿ユーザーに直接転送される。つまりゴーストポスト投稿者はDMのメッセージリクエストをオンにするかしないかで、返信をあらゆるユーザーから広く受け取るか、フォロワーに限定するかを選択できるわけだ。

タイムライン上のゴーストポストの下には、他のユーザーからのいいねや返信があったときにスマイリーフェイスアイコンが表示されるが、いいねや返信の数および返信したユーザー名などはゴーストポスト投稿者にしかわからない。

Metaの説明によるとゴーストポストの効能は「フィルターをかけていない考えや新鮮な意見を共有できる」ということだそうだ。

TechCrunchはMetaの担当者が「この機能はフィード内でリスクの少ない共有を促進するために設計されたと語った」と伝えている。

Metaは、FacebookおよびInstagramのStories機能の成功例もあり、自動消滅コンテンツの可能性を追求しているようだ。自動消滅コンテンツといえば、Xの前身であるTwitterでは、自動的に消えるストーリー機能「Fleets」が実験的に提供されたことがある。だが、Fleets機能はさほどユーザーには普及せず、提供開始の翌年には廃止された。

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