iPhone 17 Proは熱がこもるためチタン廃止したばかり
初の折りたたみ「iPhone 18 Fold」、チタン×アルミのハイブリッド筐体を採用か

来年(2026年)発売予定の折りたたみiPhone、通称「iPhone 18 Fold」の筐体は、チタンとアルミニウムのハイブリッド構造を採用すると、著名アナリストが主張している。以前Bloombergは、本製品を「2台のチタン製iPhone Airが並んだような外見」になると報じていた。
アップル関連アナリストのJeff Pu氏による最新レポートでは、フレームにチタンとアルミニウムの複合素材が使われるという。デザインに関する追加情報はないが、別の著名アナリストであるMing-Chi Kuo氏は、ヒンジ部分にLiquidmetal(アモルファス金属合金)が採用されると伝えていた。
現時点でチタン素材を採用しているiPhoneは、iPhone Airのみである。過去2年間のiPhone Proモデルでもチタンが使われていたが、今年のiPhone 17 Proでは熱性能改善のため、熱伝導率の高いアルミニウムへと切り替えられている。
アップル初の折りたたみiPhoneは、5.5インチのカバー(外側)ディスプレイと7.8インチの内側(折りたたみ)ディスプレイを搭載すると報じられている。これにより、外側はiPhone miniに近いサイズ、内側はiPad miniに近いサイズとなる。
Kuo氏によれば、本製品はFace IDに対応せず、代わりにTouch IDによる生体認証を採用するという。開いた状態でiPhone Air並みの薄さを実現するため、Face ID関連パーツを収めるスペースが不足することが理由とみられる。
さらにiPhone 18 Foldは、次期iOS 27にも影響を及ぼすとみられる。Bloombergは、iOS 27が初の折りたたみiPhone向けに最適化されることに重点を置くと報じており、折りたたみデバイス専用の新機能や新たなフォームファクターへの最適化が行われる見込みである。過去にもiPhoneの画面サイズや解像度が変化するたびに、iOSはそれに合わせて調整されてきた。
- Source: 9to5Mac