通話用に骨伝導マイクを追加

ファーウェイ、ノイキャン強化の完全ワイヤレス「FreeBuds 7i」。約1.3万円でヘッドトラッキング対応

編集部:平山洸太

「HUAWEI FreeBuds 7i」 (ホワイト)

ファーウェイ・ジャパンは、完全ワイヤレスイヤホンのミドルモデル「HUAWEI FreeBuds 7i」を10月24日に発売する。価格は12,980円。カラーはブラックとホワイト、iシリーズ初の新色ピンクを加えた3色となる。

強力なアクティブノイズキャンセリングと機能性を備えることで、通勤での利用や、学生や若手のオフィスワーカーにも最適だとするモデル。「15000円以下で購入できるトップクラスの製品」だと同社はアピールしている。

ブラック(左)、ピンク(右)

ノイズキャンセリングには「インテリジェントダイナミックANC 4.0」を搭載する。前モデルの3.5からアップデートされ、効果は55dB(フルバンド平均28dB)に向上。人間の聴覚が敏感な315Hz〜3.15kHzでは、30%の性能向上をしているという。さらに8mmのエアベントを設けることで、ノイズ波を効果的に吸収して減衰させる設計を採用する。付属のイヤーピースは4サイズ。

また強力なSoCにより、装着から約0.5秒でノイズキャンセリングを起動できると説明。内側にある1つのマイク、外側にある2つのマイクを使って外部ノイズを検知し、2.6マイクロ秒ごとにそのデータを収集してオーディオプロセッサーで処理するという。プロセッサーでは、周囲の環境やイヤホンの装着状態に応じて設定を調整し、個々に最適化されたノイズキャンセリング体験を実現するとのこと。

11mmのクアッドマグネットダイナミック ドライバーを搭載。イヤホン内には6軸のヘッドモーションセンサーが内蔵しており、これによってヘッドトラッキング対応の立体音響を実現している。「トリプルアダプティブEQアルゴリズム」も搭載し、内臓マイクで検知したイヤホンの装着状態と耳の形状、音量レベルに応じて音質を自動調整できる。

LDACコーデックに対応し、Hi-Res Audio Wireless認証も取得している。通話では骨伝導マイクを新たに追加することで、最大90dBの騒音や風がある環境でもクリアな通話が可能だとアピールする。首を振る動きで応答や拒否が行えるハンズフリー機能も搭載。

バッテリー持続時間はイヤホン単体で8時間、ケース併用で35時間。10分間の急速充電で4時間利用できる機能も搭載している。マルチポイント接続に対応し、2台のデバイスに同時接続することが可能。ほか、IP54の防水防塵に対応している。アプリは新たなHUAWEI Audio Connectを用意し、iOSとAndroidの両方をサポートする。

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