Geminiは2026年初頭に導入するとのこと
Google、「Google Home アプリ」を最設計。Gemini導入に向けてデザイン全面刷新

Googleは「Google Home アプリ」を根本から再設計したと発表。本日より順次アップデートを提供開始するとしている。
新しいGoogle Home アプリではデザインを全面的に刷新し、「より直感的でシンプルな操作性」を実現したと説明。今回の刷新は、2026年初頭に提供予定のAI機能「Gemini for Home」を最大限に活用できるように設計したとしている。
機能は3つのタブに整理されており、ディスプレイの下部分から切り替えて利用できるようになっている。具体的には、家全体のデバイスや機能が集約された「ホーム タブ」、家で起きた出来事を他社デバイスも含めてひとつのタイムラインで確認できるという「アクティビティ タブ」、オートメーションを作成したり表示したりできる「オートメーション タブ」の3種類。ホーム タブには、お気に入り/すべてのデバイス/特定のダッシュボードをスワイプで移動できるジェスチャー機能も導入されている。
またカメラ機能もアップグレードされ、イベント通知がアニメーション付きの拡大プレビューとして表示されるように。ロック画面からでも何が起きるかをすぐに確認できるという。履歴は早送りや巻き戻しなど、ジェスチャー操作でYouTubeのようにスムーズに確認できるとのこと。

なお同社は、AI機能の充実に向けて、「まずアプリを高速で信頼できるものにしてほしい」という意見に応えてきた説明。この1年間で100以上の機能改善とパフォーマンスを向上させ、一部のAndroid端末では従来より読み込みを70%以上高速化、バッテリー消費やクラッシュも減少させたとしている。
- Source: Google