脚で8cmの段差も乗り越える
Dreame、ローラーモップの最上位ロボット掃除機「Aqua10 Ultra Roller」。2カメラ搭載、100度でモップ洗浄

フォーカルポイントは、同社が取り扱うDreame(ドリーミー)のロボット掃除機「Dreame Aqua10 Ultra Roller」を発表。11月7日12時からGREEN FUNDINGにてクラウドファンディングを開始する。一般販売では249,800円(税込)を予定するが、クラウドファンディングでは最大40%オフ(149,880円)を予定する。
フラグシップのロボット掃除機として、ローラーモップ、AIカメラによる障害物回避、100度のお湯によるモップ自動洗浄など、Dreameの最先端技術を詰め込んだモデル。吸引力も30,000Paと、これまでで最もパワフルなモデルとなっている。
大きな特徴となるのが、240種類以上の障害物を1mm単位で回避するという障害物回避機能「AstroVision」。これは人間の目のように2つのHD AIカメラを備えることで、奥行きを認識することで実現しているという。独自のアルゴリズムにより、スピード感をもってスムーズに迂回したり戻ったりできるとする。

水拭きには、9〜11Nの圧力をかけて毎分100回転するローラーモップ「AquaRoll」を搭載する。水拭きをしながら本体内で汚水を回収、12本のスプレーノズルから清水を補給することで、常に清潔なモップで水拭きができる。さらに、モップがサイドに伸びる機能も備えているため、壁際まで水拭きすることが可能。これはサイドにもカメラを備えることで、最適な距離を計測してモップを伸ばすという。


全自動のベースステーションでは、モップの温水洗浄・温風乾燥、ダストバッグへのゴミ収集(最大100日分)、汚水の回収・清水の補充、本体の充電、洗剤(2種類)の自動補充といったことがまとめて行える。モップの洗浄は100度の熱湯を使うことで油汚れまで落とし、滅菌や匂いの低減も実現しているとアピール。ステーションは横を覆うデザインにすることで、洗浄中にモップに触ることができないよう配慮している。さらにダストバッグ内は50度の熱風乾燥により、収集したゴミの匂い発生を抑える仕組みも搭載。

本体上部にはマッピング用のLiDARセンサーが飛び出るように備わっているが、これは自動的に昇降することができるようになっている。低い家具を認識した際、自動的にセンサーを下げることで98mmの高さまで入り込める。また、本体下部には関節のように伸縮できる脚が備わっており、8cm(4cm+4cm)の段差まで乗り越えることが可能だ。


ゴミの吸引については、毛の絡みを防止する「HyperStream 絡まり防止デュオブラシ」を搭載するほか、サイドブラシが伸びる「SideReach」に対応。毛の長いカーペットを吸引する際に濡らしたモップが触れることのないよう、モップをカバーで自動的に覆う「AutoSealローラーガード」も備える。

専用アプリからは部屋の状況に合わせたカスタマイズが可能。本体のカメラを活用した見守り機能にも対応しており、ペットを撮影して自動でVlogとしてまとめる機能などが利用できる。ほか、スマートホームの共通規格Matterをサポートするため、Alexa、Googleアシスタント、Siriとの連携も行える。
なお、Dreameでは2モデルのスティック掃除機を10月17日に発売予定。ブランド史上最軽量となる1.4kgを実現した「Dreame X1 Air」を49,800円(税込)、0.5Lのダストカップを採用しペット用に開発した「Dreame X1 Slim」を50,800円(税込)で展開する。

