Studio Displayは3年間アップデートなし
アップル、M5 MacBookと新型Studio Displayを年末から来春に投入か

アップルが今年(2025年)末から来年初めにかけて、M5を搭載したMacBook AirやMacBook Pro、新型Studio Displayを発売する予定であると、著名ジャーナリストが報じている。
BloombergのMark Gurman記者によるニュースレター「Power On」の最新号によれば、「アップル初のM5ノートPCとアップグレードされたMac外付けモニター」の発売が近づいているという。
具体的には、次期MacBook Pro(コードネームJ714およびJ716)、MacBook Air(J813およびJ815)、そして2つの新型Mac外付けディスプレイ(J427およびJ527)が量産段階に近づいているとされる。これらのデバイスは、今年末から来年の第1四半期にリリースされる見込みである。
さらに、新型iPad ProとVision Proの新モデル発売が差し迫っているという、以前の予想を再確認している。前者はM5チップ、後者はM4チップが搭載される見通しだ。
かつてGurman氏は、M5 MacBook Proは2025年内には間に合わず、M5 MacBook Airと同じく2026年前半の登場になると述べていた。今回の報道は、その見通しを前倒しするものだ。
Studio Displayについては、初代モデルが2022年初めに発売されて以降、後継機の噂が何度も浮上していたものの、いまだ実現していない。一時はミニLEDバックライトを搭載するという説があり、昨年末には90Hz対応の可能性も指摘されていた。
またGurman氏は、アップルが新型廉価版iPad、新型iPad Air、そして「iPhone 17e」を2026年前半に投入するとも伝えている。なかでもiPhone 17eに関する予想は注目に値する。
現在のiPhone 16とiPhone 16eには大きな違いがないが、Gurman氏によれば「iPhone 17は17eよりも大幅に優れているだろう」という。つまり、iPhone 17eはチップ性能を抑える代わりに、価格をより安く設定するのかもしれない。