Proはおサイフケータイに対応
ライカ共同開発のトリプルカメラ搭載スマホ、Xiaomi「15T シリーズ」発表

シャオミ・ジャパンは、ハイエンドスマートフォン「Xiaomi 15T シリーズ」を9月26日に発売する。上位モデル「Xiaomi 15T Pro」と「Xiaomi 15T」の2つを展開し、構成および税込価格は以下の通り。
【Xiaomi 15T Pro】
・12GB/256GBモデル:109,800円
・12GB/512GBモデル:119,800円
・12GB/1TBモデル:129,800円
【Xiaomi 15T】
・12GB/256GBモデル:64,800円
・12GB/512GBモデル:69,980円
「常に革新的なテクノロジーをより多くの人々に届けること」がコンセプトのTシリーズの最新機として、ライカ共同開発のトリプルカメラシステム「LEICA VARIO-SUMMILUX」が特徴のスマートフォン。カラーは15T Proがモカゴールド、グレー、ブラックの3色。15Tがローズゴールド、グレー、ブラックの3色となる。
両モデルとも、メインカメラは約5000万画素、超広角カメラは約1200万画素。望遠は両モデルとも約5000万画素だが、15T Proは5倍望遠、15Tは2倍望遠となっている。また光学式手ぶれ補正は、両モデルのメインカメラ、15T Proの望遠カメラに備わっている。インカメラは約3200万画素。


なお、15T Proのイメージセンサーは1/1.31インチの「Light Fusion 900」を搭載(15TはLight Fusion 800)。この新たなセンサーは13.5EVのダイナミックレンジと14bitの色深度を備えるという。また15T Proの望遠カメラはシリーズ初のペリスコープ式を採用する。

動画機能も強化されており、両モデルとも全焦点距離でHDR10+、4K 60fps 10-bit Log撮影やLUTインポートに対応する。また、メインカメラでは4K/120fpsの撮影も可能。3マイクアレイによる高音質録音もアピールしている。
15T Proは約6.83インチの有機ELディスプレイを搭載し、解像度は1.5K(2772×1280)、リフレッシュレートは最大144Hz、最大輝度は3200nits。バッテリー容量は5500mAhで、15分で50%まで充電できる最大90Wの有線急速充電に対応する。最大10Wのワイヤレス充電も利用可能。Wi-Fi 7とBluetooth 6.0をサポートする。

SoCはMediaTek Dimensity 9400+。前世代と比較し、CPU性能が12%、GPU性能41%向上。さらに、オンデバイスのAI処理も20%高くなっている。加えて、独自のIceLoop冷却システムは12%冷却エリアが広くなった。
15Tは約6.83インチの有機ELディスプレイを搭載し、解像度は1.5K(2772×1280)、リフレッシュレートは最大120Hz、最大輝度は3200nits。バッテリー容量は5500mAhで、最大67Wの有線急速充電をサポートする。SoCはMediaTek Dimensity 8400-Ultra。Wi-Fi 6EとBluetooth 6.0に対応している。

15Tシリーズ間の限定となるが、電波がない環境でも通話などが行えるXiaomi Offline Communicationに対応。15T Proでは最大1.9km、15Tでは最大1.3kmの通話距離をサポートする。将来のスマートフォンでも対応を予定しているとのこと。
デザインは、さらに高級感が増したという “Pro Design” を採用し、カメラ周りがよりクリーンに。全体的に耐久性がアップグレードしたとしており、側面にはフレーム強度を17%高めた高強度アルミニウムフレームを採用。背面には3000MPaの引張強さを備えるグラスファイバーカバーを採用する。

また、ディスプレイのカバーガラスには耐傷性が7%向上したコーニング社のGorilla Glass 7iを採用する。6.83インチのディスプレイはXiaomi史上最大だとアピールしており、額縁についても前世代より27%狭くなったとしている。
両モデルともIPX8/IP6Xの防水・防塵に対応している。OSはAndroid 15ベースのXiaomi HyperOS 2を採用。今回新たに、15T Proのみおサイフケータイに対応している。ほか、指紋認証はディスプレイ内蔵型となる。
外形寸法は、15T Proが約77.9W×162.7H×7.96Dmm、15Tが約78W×163.2H×7.5Dmm。質量は15T Proが約210g、15Tが約194gとなる。