価格も2台分に

折りたたみiPhone、“iPhone Airを2台並べた”デザインに?

多根清史

Image:satoshinpi/Shutterstock.com

今年の最新モデルであるiPhone 17シリーズが店頭に並んだばかりだが、早くも来年登場予定の折りたたみiPhoneに関して、デザインや価格の新情報が伝えられている。

これはアップルの未発表製品に詳しいBloombergのMark Gurman記者が、ニュースレター「Power On」の最新号で述べたものだ。同氏によれば、折りたたみiPhoneは「2台のチタン製iPhone Airが並んだ」ような外観になるという。つまり、開いた状態では超薄型デザインが実現される見込みである。Gurman氏は以前から、iPhone Airの薄型化技術が折りたたみiPhoneにも応用されると主張していた。

また、折りたたみiPhoneの製造拠点について、インドが候補と報じられたこともあったが、Gurman氏はこれを「ノイズ」とし、主に中国で生産される可能性が高いと述べている。折りたたみiPhoneには高度な組立技術が求められるため、熟練工が多い中国が引き続き中心となるのは合理的といえそうだ。

価格については、最低でも2000ドル(約30万円)以上になる可能性が高いとされている。過去の噂やアナリストの予測でも2300ドル超とされており、高額モデルとなるのは確実視されている。

発売時期は2026年秋、iPhone 18シリーズと同時期になると予想される。2017年のiPhone Xのように発売が10〜11月にずれ込む可能性もあるが、ほぼ確実に2026年9月に発表される見通しである。