Google ウォレットに登録して身分証に
Androidスマートフォンがマイナンバーカードに。2026年秋ごろ開始

Googleは、「Androidのマイナンバーカード」を2026年秋ごろをめどに提供開始予定であることを発表した。
Androidのマイナンバーカードが提供されることで、Google ウォレットにマイナンバーカードを追加し、対応するAndroid スマートフォン上で身分証明書として利用できるようになる。これにより、金融機関の口座開設や携帯電話の解約、オンラインや店舗での年齢確認が行えるようになるとしている。
現在Androidでは、マイナンバーカードの「Android スマホ用電子証明書搭載サービス」に対応している。これは対応スマートフォンに電子証明書を登録することで、マイナポータルへのログインやオンライン申請などを一台で行えるようにするもの。また本日からは、対応する医療機関や薬局において、電子証明書を登録したAndroidスマートフォンをマイナ保険証として順次利用可能になる。
なおアップルのiPhoneでは、すでに2025年6月24日からマイナンバーカード機能を先行して導入し、身分証明書として使える属性証明機能も盛り込んでいる。属性証明機能のAndroidスマートフォン導入は約1年後となりそうだが、ようやく対応が進んでいくことになりそうだ。
- Source: Google