形状も新しく
「AirPods Pro 3」発表。ライブ翻訳機能を搭載、ノイキャン性能2倍

アップルは、完全ワイヤレスイヤホン「AirPods Pro 3」を9月19日に発売する。価格は39,800円(税込)。
アクティブノイズキャンセリング性能を強化し、前世代のAirPods Pro比で最大2倍、初代モデル比で最大4倍の雑音を除去できるというモデル。新たに心拍数センサーを搭載し、内蔵の加速度センサーやジャイロスコープなどとの組み合わせにより、フィットネスアプリで最大50種類のワークアウトを開始できるようになったという。
ライブ翻訳機能を搭載し、ユーザーは本機を装着して話すことで、別の言語を理解してほかの人とコミュニケーションを取れるとする。コンピュテーショナルオーディオとApple Intelligenceによって実現しており、相手も同様にこの機能を利用している必要があるという。もし相手がこの機能を持っていない場合、iPhoneに自分の話している内容をリアルタイムで文字起こし・翻訳して表示できるとのこと。
本体デザインはワークアウト時の安定性を追求し、よりフィットする形状に変更。10万時間以上のユーザー調査と1万以上の耳のスキャンから、内部構造も含めて再設計されている。イヤーチップは新しいXXSサイズを加えた5サイズが付属。IP57の耐汗耐水性能も備えている。
音響面では、空気の流れを正確にコントロールして耳に音を届けるという「マルチポートの音響アーキテクチャ」を搭載。さらに次世代の「アダプティブイコライゼーション」により、低音域レスポンスの向上、サウンドステージの拡大、より高い周波数の声のクリアさなどを実現したとしている。連続再生時間は、ANCオンの場合で最大8時間。前世代のAirPods Proと比べて33%長くなった。
- Source: Apple