「Apple Watch史上最も大きいスクリーン」

衛星通信搭載、バッテリー最大42時間の「Apple Watch Ultra 3」発表

編集部:平山洸太

Image:Apple

アップルは、スマートウォッチ「Apple Watch Ultra 3」を9月19日に発売する。129,800円(税込)から。ケースサイズは49mmで、GPS+Cellularモデルのみの用意となる。本体カラーはナチュラルチタニウムとブラックチタニウムの2色。

新たに衛星通信機能を内蔵した、Apple Watchの最上位モデル。電波が届かない場所であっても、家族へのメッセージ送信や位置情報共有、緊急通報サービスへのテキスト送信などが行えるようになった。

ディスプレイは「Apple Watch史上最も大きいスクリーン」だと説明しており、ケースサイズを維持しつつ、ディスプレイの外枠が24%細くなっている。これにより、表示領域は1185平方ミリメートルから1245平方ミリメートルに大型化されている。また、LTPO3広視野角OLEDを採用することで、斜めから見てもより明るい表示を実現している。最大輝度は3000ニト、最小輝度は1ニト。

バッテリーは前モデルが最大36時間であったところ、本モデルでは最大42時間に強化されている。一方で、省電力モードは変わらず最大72時間となる。より高速な充電が可能となり、約45分で0%から80%まで、15分の充電で最大12時間のバッテリー駆動が行えるとする。

センサーには電気心拍センサー、第3世代の光学式心拍センサー、皮膚温センサー、血中酸素ウェルネスセンサー、環境光センサー、水温センサーを備えており、睡眠スコアの記録や各種ワークアウト機能、心電図アプリなどが利用できる。耐水性能は100メートルで、40メートルまで測定できる水深計も備える。

プロセッサーは、同時発表の「Apple Watch Series 11」および「Apple Watch SE 3」と同様の「S10チップ」を搭載。手首フリックやダブルタップといったジェスチャーに対応する。ほか、セルラー通信は新たに5Gをサポートしている。

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