新開発“ナイトキャップノズル”搭載の新モデル登場

ドライヤー「ナノケア」20周年。田中みな実や川上洋平も語る“潤うドライヤー”の魅力

編集部:平山洸太

「EH-NA0K」

パナソニックのヘアドライヤー “nanocare”(ナノケア)の最新モデル「EH-NA0K」が9月1日に登場した。本モデルでは「ナイトキャップノズル」を新搭載。3種類の風を生み出して髪の毛をむらなく乾かすことで、翌朝の寝癖を抑えてスタイリングしやすくなるという。シリーズの特徴である、独自の「高浸透ナノイー」を引き続き搭載している。

そんなナノケアシリーズだが、初代モデルとなる「EH5421」は2005年6月に登場した。2025年3月には、シリーズ累計で1800万台を突破。そしてこの度、20周年を迎えたことを記念し、多数のゲストを招いた報道陣向けのイベントを都内で開催した。

フォトセッションの様子。左からKUBOKIさん、川上洋平さん、田中みな実さん、神本暁氏(パナソニック株式会社 ビューティ・パーソナルケア事業部 ビューティブランドマネジメント部 部長)、篠原ともえさん、ROIROMの本多大夢さんと浜川路己さん

イベントの冒頭には、パナソニックの神本暁氏(ビューティ・パーソナルケア事業部 ビューティブランドマネジメント部 部長)が、ナノケアについて振り返った。初代モデルは「ドライヤーは髪を乾かすだけだと思われていた時代」に登場し、独自のナノイーによって「髪に潤いを与えてしっとりまとまりやすく」できたと説明する。

2019年には、それまでのナノイーの18倍の浸透量を誇る高浸透ナノイーを開発するなど技術進化を続けてきた。この技術では、髪の表面だけでなく内側にもナノイーが届くことにより、艶とまとまりを実感できるとのこと。「乾かすだけなのにしっとりと潤う」ことが実現できるとした。

初代モデル「EH5421」は初めてナノイーを搭載

ドライヤーを進化させていくにあたり、毛髪を評価する技術も進化させる必要があると神本氏は説明。香川大学と共同で日本初となるキューティクル診断システム「キューティクルチェッカー」を2018年から開発しており、ようやく2025年9月に学会で発表予定だそうだ。このシステムでは1本の髪の毛から、キューティクルの枚数や髪のダメージをデジタルで把握・検証できるという。

「キューティクルチェッカー」を開発

イベントではスペシャルゲストとして、5名の著名人が登場。俳優の田中みな実さん、ロックバンド[Alexandros]の川上洋平さん、アーティストの篠原ともえさん、アイドルユニットROIROMの本多大夢さんと浜川路己さん、ヘアメイクアップアーティストのKUBOKIさんが招かれた。

2020年からパナソニックビューティの広告に出演している田中みな実さん。ナノケアは初代モデルから使っており、たくさんの雑誌にナノケアが載っていたことから興味を持ったそう。大学1年生だった当時、ドライヤーとしては高価だったことから、父親を説得して買ってもらったとのこと。そこから「年に1回、2年に1回のペースで買い替えていました」。

田中みな実さん

また川上洋平さんは、デビューして2年くらい経ったときに、母と姉からプレゼントされたのが使い始めたきっかけだという。「それまではドライヤーは乾けばいいかな」と思っていたものの、母から「人前に出るんだからいいドライヤーを使いなさい」と、ロックバンドだからグリーンの派手なモデルをもらったそうだ。

川上洋平さん

なお何年か経ってから、また新しいモデルをプレゼントしてもらったとのこと。最初のグリーンのドライヤーは楽屋用にしたところ、現在では[Alexandros]のメンバー全員がナノケアユーザーになっているという。

KUBOKIさんは、仕事がきっかけで使い始めたとコメント。40代になって髪の毛がパサつきやすくなり、ボリュームも出なくなってきたときに、「両方を叶えてくれるのはナノケア一択」と絶賛。サラッとした質感とうるおいを実現できることから、女性だけでなく「40代男性におすすめできる」とプロ目線からも太鼓判を押した。

KUBOKIさん

一方で、篠原ともえさんとROIROMのお二人は、今回の新モデルをきっかけにナノケアデビューを果たしたそうだ。篠原さんは「これまで髪を乾かすことを気にかけていなかった」ものの、「ナノケアとの出会いがドライヤーの概念を変えてくれた」と説明。これまで自然乾燥をしていたりしたそうだが、ナノケアによって「朝のまとまりも変わった」という。

篠原ともえさんのドレスは、風をイメージして自分でデザインしたもの。制作の様子がウェブCMで取り上げられている

ROIROMの本多大夢さんは、ナノケアで驚いたこととして「夏場のドライヤーが苦じゃなくなりました。本当に暑くないないんですよ」「夏場のお風呂上がりでも楽しいと思えるようになりました」とコメント。また浜川路己さんは、寝起きに髪が爆発するのがコンプレックスだったそうだが、新モデルのナイトキャップノズルを試したら「こんなに朝の準備が楽なんだ」と実感したという。

ROIROMの本多大夢さん(左)と浜川路己さん(右)

また、川上洋平さんはライブの際の裏話として、ライブのときはヘアメイクの方がおらず、全部自分でセットしていることを明かした。汗っかきのため、髪をセットしても「絶対に2曲目には全部戻る」ことが理由だそうだが、ナノケアによって「どれだけ汗をかいても髪質を保てる」という。

そのほか、田中みな実さんはナイトキャップアタッチメントの使い方について、「上からドライヤーを当てながら、ちょっとテンションをかけながら下に向かって乾かしていく」ことで、自ら悩んでいたくせ毛が軽減できたと紹介。さらに「髪が綺麗な方は若々しくて魅力的に見える」ことから、最近は「髪のケアはお肌よりも注力している」そうだ。

ナイトキャップアタッチメント

イベントに登壇したスペシャルゲストがそれぞれ登場するウェブCMは、現在特設サイトにて公開中。川上洋平が登場するバージョンについては現在Coming Soonとなっており、これは[Alexandros]が11月に主催する野外フェス「THIS FES」で初披露されるそうだ。

いまだ髪を乾かすだけと思われがちなドライヤーだが、ナノケアは20年間にわたり、着実に技術の研鑽を重ねてきた。シリーズ累計1800万台という実績は、その効果を多くのユーザーから評価されているからこそだろう。どのようにこれからも進化していくのか、期待していきたい。

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