様々なサービスがソーシャル機能を強化しつつあります
TikTokの“SNS化”が加速。DM・グループチャットに音声メモや画像・動画送信の新機能

先週金曜日にTikTokは、ダイレクトメッセージ(DM)および最大32人まで参加可能なグループチャット経由で、他のユーザーに音声メモや最大9つまでの動画・画像を送信する新機能を追加すると発表した。
音声メモ機能では、最大1分間の音声を録音して送信できるようになる。また、写真や動画も、その場で撮影したものを送信するか、またはあらかじめ撮影済みのファイルをカメラロールから選択して送信できる。
なお、ユーザーの安全に関わるため、初めてやり取りする相手に対していきなりこの機能は使用できない。また、自分からだれかに写真や動画などを送信しようとした場合は、アプリはユーザーに対してそのコンテンツを送信する相手が適切かをよく考えるよう促すとのこと。
また、TikTokは16~18歳のユーザーに対しての保護対策を強化しており、裸の人が移っている写真や動画は自動的にブロックされるようになっているため、その手の画像をDMでやり取りすることもできない。18歳以上の場合はユーザーは自分の意志でこの機能を設定できる。
この機能追加により、TikTokは主に短尺動画を投稿するエンターテインメント系ソーシャルメディアから、よりSNS的な双方向の交流が可能な場といった性質を強める。この動きはここ最近のTikTokにおいて顕著で、昨年のグループチャット導入に続き、最近ではクリエイターとフォロワーの交流の場となるクリエイターチャットルーム機能も開始している。
- Source: TechCrunch