プレイヤーが喜ぶ作品になっているでしょうか

『Battlefield 6』初トレイラー映像公開。発売日は10月11日か

Munenori Taniguchi

Image:Electronic Arts

EA/DICEの人気FPSシリーズ最新作『Battlefield 6』の初のトレイラー映像が公開された。

前作『Battlefield 2042』は最大128人での同時対戦プレイなど、いくつかの目玉フィーチャーをひっさげ、2021年に大きな期待とともに発売された。しかし、すぐにゲームプレイに影響するレベルの、大量のバグやゲームバランスの調整不足が露呈し、さらにはサーバーの接続性などにも問題が続発。プレイヤーの多くは否定的なコメントをSNSや掲示板サイトなどに書き込んだ。

また、シングルプレイヤーモードが省略されたことも、同モードをプレイしたいファンから不興を買うこととなった。

それでも、根強いファンはこのゲームをプレイし続けている。新規の武器やマップ、乗り物やガジェットが定期的に追加されるシーズン制も、2024年4月までは継続していた。

ただ、その最後のシーズンを発表した際に、EAは『Battlefield』次回作の開発に集中することを明らかにしていた。以後EAはBattlefieldの新作に向けて、DICEだけでなく、リメイク版『Dead Space』や『STAR WARS:スコードロン』のMotive Studio、Criterion、Ripple Effectといった開発チームと協力していくという。

今回公開された『Battlefield 6』初のトレイラーについて、EAは公式の説明文に次のように記している。

元NATO加盟国によって資金提供を受ける民間軍事企業『Pax Armata』の初公開映像が披露されています。その目的は、世界をグローバルな紛争に巻き込む可能性を秘めています。これにより、プレイヤーが戦場で体験できる内容——つまりマルチプレイヤーモードとシリーズ初のシングルプレイヤーキャンペーンの復活——が示されています。

『Battlefield 6』では、シリーズの特徴である迫力ある戦闘、壮大な戦争、そしてプレイヤーによる自由なプレイが再び登場します。壁を破壊し建物を崩壊させて戦術的優位性を得たり、白熱した空中戦に挑んだりできます。戦車や戦闘機、大規模な戦闘が繰り広げられる戦争に参加できます。しかし忘れてはならないのは、最も危険な武器はあなたの分隊だということです

『Battlefield 6』についてこれまでに判明しているのは、過去の成功作である『Battlefield 3』や『Battlefield 4』から大きなインスピレーションを得ており、現代~近未来という時間軸設定を採用していることだ。

また、コミュニティ開発コラボレーションのBattlefield Labsにおけるテストから漏れ伝わっている情報としては、シングルプレイヤーキャンペーン、バトルロイヤルモード、さらにラッシュモードの復活などが、今作には含まれる模様だ。

今回発表されたトレイラーでは、戦車、ヘリコプター、戦闘機といったバトルフィールドの定番要素が、交戦している様子を見ることができる。一方で、まだゲームプレイの様子をそのままキャプチャーした映像を確認することはできない。

ちなみに、トレイラーの最後に表示される免責事項のURLに飛ぶと、『Battlefield 6』のスタンダードエディションのページを見ることができた(が、現在は削除されている)。

このページには、スタンダードエディションの先行販売に関して「このプロモーションオファーは2025年10月10日に終了します。コードは2027年10月10日に失効します」と記されていた。これに関し、一部のゲーム系メディアは、プロモーションが10月10日に終了することから、『Battlefield 6』の発売日が翌日の10月11日になるのではないかとの予測を示している。

ちなみにEAは、日本時間8月1日に、マルチプレイヤーモードに関する公開ショウケースの配信を予定している。気になる人はそちらをチェックすると良いだろう。

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