今年秋からM5搭載デバイスが続々と登場か

2025年秋に登場するアップル新製品の噂まとめ。iPhone 17からM5 Macまで

多根清史

Image:Mamun_Sheikh/Shutterstock.com

いよいよ7月に入り、2025年も半分以上が過ぎたことになる。アップルは例年どおり夏の間は大きな動きを見せないが、9月以降には十数種類におよぶ新製品を発売する見通しだ。ここでは、現時点で噂されている未発表デバイスと、それぞれの主な予想スペックを整理しておく。

iPhone 17シリーズ

  • iPhone 17:iPhone 16とほぼ同じデザインでA18チップを搭載すると予想されるが、ディスプレイは6.3インチに大型化し、フロントカメラは12MPから24MPに進化する。120Hz表示に対応するが、可変リフレッシュレートは非対応の可能性がある
  • iPhone 17 Air:超薄型・軽量デザインで6.6インチディスプレイ、A19チップ、12GB RAM、背面は48MPシングルカメラ、フロント24MPカメラを搭載する。シングルスピーカー仕様で物理SIMは非対応、オプションでバッテリーケースが用意される見込みだ
  • iPhone 17 Pro:新設計のカメラバンプに48MPの3眼構成、アルミフレームを採用し、A19 Proチップや12GB RAM、ベイパーチャンバー冷却システムを搭載する。さらに背面ロゴの位置が下に移動するとみられる
  • iPhone 17 Pro Max:Proの特徴を引き継ぎつつ、さらに厚みを増し、iPhone史上最大容量のバッテリーを搭載する可能性がある

Apple Watch

  • Apple Watch Ultra 3:5G対応、衛星通信による圏外テキスト送受信、S10以降のチップ、急速充電に対応。さらに広視野角・高輝度ディスプレイを採用する。
  • Apple Watch Series 11:デザインの微調整とS11チップを搭載するマイナーアップデートとなる
  • Apple Watch SE 3:新色やプラスチックケースの噂もあったが撤回される可能性が高く、2022年以来のアップデートになる

M5チップ搭載デバイス

iPad Pro、Vision Pro、iMac、Mac mini、MacBook ProなどにM5世代のチップが搭載される見込み。だが、デザインは現行から大きく変わらず、マイナーチェンジにとどまるとみられる。

スマートホーム製品

  • Apple TV 4K(第4世代):自社設計のWi-Fi/Bluetoothチップを搭載し、Wi-Fi 6E/7に対応。iPhone 13世代のA15 Bionicより新しいチップを搭載し、将来的にはFaceTimeカメラ搭載の噂もあるが次期モデルでは未定である
  • HomePod mini(第2世代):自社設計チップを用い、Wi-Fi 6E/7対応で音質も向上するとされる
  • AirTag(第2世代) 新チップにより現行比で最大3倍の追跡範囲を実現し、ストーキング防止のため改ざん防止スピーカーを備える見通しだ

時期不透明な製品ワイルドカード

  • AirPods Pro 3:デザインを刷新し、アクティブノイズキャンセリングを改良。ただし発売時期は2025年か2026年かで情報が錯綜している
  • Studio Display 2:mini-LEDバックライト搭載で、2025年末から2026年初頭の登場が有力視される
  • Apple Home Hub:iPadのような正方形の画面を備え、スマートアクセサリーの制御やFaceTime通話、パーソナライズSiriなどを一体化したホームハブになる可能性がある

これらの新製品は、多くが9月から10月に発売される見通しだ。とはいえ、9月のiPhone 17シリーズ発表イベントだけで一斉に紹介するには数が多すぎるため、一部は公式サイトにおいてニュースリリース形式で発表される可能性もある。

関連キーワード: