性能アップよりバッテリー持ち重視か

iPhone 17 Pro Maxに史上最大バッテリー搭載か。駆動時間は35時間?

多根清史

Image:Wongsakorn 2468/Shutterstock.com

今年秋に登場する「iPhone 17 Pro Max」には、iPhone史上最大のバッテリーが搭載されると著名リーカーが主張している。

中国のSNS・Weiboを拠点とするリーカー、刹那数码(Instant Digital)氏は、iPhone 11 Pro MaxからiPhone 16 Pro Maxまでのバッテリー容量を列挙しつつ、iPhone 17 Pro Maxには5,000mAhが搭載されると付け加えている。

  • iPhone 11 Pro Max: 3,969mAh
  • iPhone 12 Pro Max:3,687mAh
  • iPhone 13 Pro Max:4,352mAh
  • iPhone 14 Pro Max:4,323mAh
  • iPhone 15 Pro Max: 4,422mAh
  • iPhone 16 Pro Max:4,676mAh
  • iPhone 17 Pro Max:5,000mAh

アップルによれば、iPhone 16 Pro Maxのバッテリー駆動時間(ビデオ再生時)は33時間とされている。iPhone 17 Pro Maxの5,000mAhは約7%の容量増加であり、駆動時間はおおむね35時間に達する可能性がある。

さらに搭載される「A19 Pro」プロセッサーや、モデムチップ「Snapdragon X80」(iPhone 16 Proモデルに採用されたX71の後継チップ)による電力効率の改善も、バッテリー駆動時間の向上に大きく寄与するとみられる。特にA19 Proは、性能向上よりも省電力を重視していると予測されている。

刹那数码氏は、過去にもアップルの未発表製品について正確な情報を発信しており、iPhone 14/14 Plusの新色イエローの登場や、iPhone 16 Proモデルの超広角カメラが12MPから48MPに強化されることを的中させていた。今回のリーク情報も、一定の信ぴょう性があると考えられる。

アップルはこれまでの新型iPhone発表の際に、しばしば「iPhone史上最大のバッテリー駆動時間を実現」とアピールしてきた(iPhone 16 Pro Max、iPhone 14 Plusなど)。iPhone 17 Pro Maxは、その記録をさらに塗り替えることになりそうだ。

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