カメラ部分は横に広がってバー型に?

iPhone 17 Pro、予想されるカメラ機能まとめ。望遠48MP化、マルチカム撮影対応か

多根清史

Image:Hadrian/Shutterstock.com

アップルの「iPhone 17 Pro」および「iPhone 17 Pro Max」は、9月上旬に開催される発表イベントで登場する見通しである。すでに多くのリーク情報が出回っているが、ここではとくに注目すべき4つの新しいカメラ機能についてまとめておこう。

1. 48MP望遠カメラへのアップグレード

これまで広角・超広角・望遠の3つのカメラのうち、望遠だけが48MP未満であったが、iPhone 17 Proシリーズではついに望遠カメラも48MPに強化される見込みである。この変更により、カメラアプリのデフォルトズーム倍率(現行では5倍)にも何らかの影響が出る可能性がある。

2. マルチカム動画撮影への対応

複数のカメラを同時に使ったマルチカム録画(たとえば前面+背面)に対応する。これまではサードパーティ製アプリに限定されていたが、ついにApple純正アプリでの公式対応が実現する見込みである。

3. 新しい24MP TrueDepth前面カメラ

前面のTrueDepthカメラが、長らく採用されていた12MPから24MPに大幅にアップグレードされる予定である。この新型カメラは、Proシリーズに限らずiPhone 17およびiPhone 17 Airにも搭載される見通しだ。

4. 再設計された「カメラアイランド」デザイン

従来の「カメラバンプ(出っ張り)」から、背面を横断するバー型の「カメラアイランド」へと刷新される予定である。これにともない、フラッシュなど一部のコンポーネントの配置も変更される可能性がある。現時点では、デザイン変更による明確な機能的メリットは明らかにされていないが、アップルが理由なくデザインを変えるとは考えにくい。

これらのアップグレードにより、iPhone 17 ProおよびPro Maxは、引き続き最高レベルのカメラ体験を提供するモデルとなる見通しだ。一方で、同時発表が予想される超薄型モデル「iPhone 17 Air」は、背面カメラが1基のみだと噂されるが、アップルはモデルごとの明確な差別化を図ろうとしているのかもしれない。

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