しかし画面サイズは3年連続同じになりそう
iPhone 18 Proのディスプレイに大変革? 画面下Face IDとピンホールカメラ採用か

現行のiPhone 16 Proモデルは、いずれもiPhone 15 Proより画面サイズが大型化している。今年秋に登場予定の「iPhone 17 Pro」も同じサイズを引き継ぐとみられているなか、来年の「iPhone 18 Pro」に関する新たな画面仕様の噂が伝えられている。
中国の著名リーカーである数码闲聊站(Digital Chat Station)氏がWeiboに投稿した情報によれば、「iPhone 18 Pro」と「iPhone 18 Pro Max」の画面サイズはそれぞれ6.27インチと6.86インチになるという。これは、現行のiPhone 16 Proシリーズと同一であり、アップルが3世代連続で同じディスプレイサイズを採用する可能性を示唆している。
それでも、iPhone 18 Proシリーズのディスプレイには大きな進化が2点あるとされている。
画面下埋め込みFace ID
現在のFace IDはディスプレイに穴を空けてセンサーの視界を確保しているが、今後はこれが完全にディスプレイ下に格納される見通しである。この技術は長らく噂されてきたが、当初は2025年のiPhone 17 Proで導入されると見られていた。しかし、最近ディスプレイ専門アナリストRoss Young氏をはじめとする複数の情報筋が、導入は2026年になると指摘しており、今回のリークとも一致している。
これにより、初めてFace ID用の画面切り欠きが姿を消すことになる。現在の「Dynamic Island」は、切り欠きを表示エリアに統合することで目立たなくしているが、今後はそれ自体が不要となるかもしれない。もっとも、必要時のみダイナミックアイランドを表示し、通常時は完全に非表示にする手法が採られる可能性もある。
HIAA(Hole-In-Active-Area)によるピンホールカメラ
前面カメラのディスプレイ切り欠きが、単一のピンホールに縮小される見込みである。米メディアThe Informationは、これにより前面カメラが画面中央ではなく、Androidスマートフォンのように左上隅に配置される可能性があると報じており、非対称デザインのiPhoneが初めて登場するかもしれない。
これらの変更が実現すれば、iPhone 18 Proのフロントデザインは大きく刷新され、より没入感のある全画面表示に近づくことになるだろう。さらに将来的には、2027年に登場が見込まれるiPhone 20周年記念モデルにおいて、前面カメラもすらディスプレイ下に隠されるとのサプライチェーン情報もある。