iPhone 17標準モデルはマイナーチェンジに留まる見通し
iPhone 17 Pro/Pro Maxに噂される12の変更点や新機能まとめ

アップルの次期「iPhone 17 Pro」と「iPhone 17 Pro Max」は、例年通り9月に発表されると予想されており、発売まで残り3か月を切った。これらのデバイスについて、現時点で噂されている12の主な変更点および新機能をまとめておこう。
1. アルミニウムフレーム
iPhone 17 Proシリーズは、従来のProモデルに採用されていた素材から大きく転換される見込みである。iPhone 15 Proおよび16 Proはチタン製、iPhone Xから14 Proまではステンレススチール製だったが、17 Proではアルミニウムフレームが採用されるという。また、背面には「アルミニウムとガラスを組み合わせた」新しい構造が導入される可能性が高い。
2. 長方形のカメラバンプ
背面カメラ部分は、角の丸い大型の長方形カメラバンプに刷新されるとされている。一部ではGoogle Pixelシリーズのカメラバーに似た形状になるとの見方もあるが、カメラレンズの配置は引き続き三角形の配列が採用される見通しである。
3. 新色「スカイブルー」
新たなカラーバリエーションとして、最新のMacBook Airでも採用された「スカイブルー」がiPhone 17 Proシリーズにも追加されると噂されている。
4. 大容量バッテリー(Pro Max)
iPhone 17 Pro Maxは、わずかに厚みのある筐体設計となり、その分バッテリー容量が拡大される見込みである。これにより、バッテリー持続時間のさらなる改善が期待される。
5. 「A19 Pro」チップ
新型Proモデルには、Appleの次世代SoCであるA19 Proチップが搭載される予定である。このチップはTSMCの第3世代3nmプロセス(N3P)で製造され、前モデルと比較して性能および電力効率がやや向上すると見られている。
6. アップル自社設計のWi-Fi 7チップ
iPhone 17シリーズ全体には、Broadcom製ではなくApple自社設計のWi-Fi 7チップが搭載されると見られている。これにより、Wi-Fi接続の安定性やAirDropの高速化、さらに省電力性能の向上が実現する可能性がある。
7. 前面カメラが強化
全モデルにおいて、24MPの前面カメラが搭載されるとされている。これはiPhone 16シリーズの12MPからの倍増であり、セルフィーやビデオ通話の画質向上に貢献するだろう。
8. 48MPの望遠カメラ
iPhone 17 Proシリーズでは、48MPの望遠カメラが新たに搭載されるとの情報がある。これは、従来のiPhone 16 Proに搭載された12MP望遠カメラからの大幅な強化となる。
9. デュアル動画撮影
YouTubeチャンネル「Front Page Tech」のJon Prosser氏によれば、iPhone 17 Proシリーズのカメラアプリでは前面・背面カメラの同時録画が可能になるという。この機能が実装されれば、被写体と撮影者自身の同時記録が可能となり、Vlogや実況用途に適したカメラ体験が提供される。
10. 8K動画撮影
AppleはiPhone 16 Proにおいて8K動画撮影機能をテストしていたとされるが、正式には実装されなかった。iPhone 17 Proでは、望遠を含む全ての背面カメラが48MP構成となる見込みであり、8K撮影が本格導入される可能性が極めて高い。
11. 12GBのRAM搭載
iPhone 17 Proおよび新モデル「iPhone 17 Air」には12GBのRAMが搭載されると報じられている。これはiPhone 16シリーズの8GBからの増量であり、Apple Intelligence(AI機能)やマルチタスク処理の高速化に貢献すると見られる。
12. 冷却性能の向上
iPhone 17シリーズ全モデルは、内部設計が刷新され、放熱性能が強化されると噂されている。特にProモデルにはベイパーチャンバー冷却システムが搭載される見込みで、高負荷な処理においても長時間安定して動作することが期待される。
なお、iPhone 17の標準モデルは、チップやRAM容量がiPhone 16から据え置かれ、前面カメラやディスプレイ性能の軽微な改善に留まる見通しである。今後は、Proモデルと標準モデルの機能格差がさらに広がるのかもしれない。
- Source: MacRumors