ディスプレイの最高輝度を3000ニトに強化

ファーウェイ、スマートウォッチ10周年モデル「WATCH 5」発表。側面センサー「X-TAP」搭載、“最も狭いベゼル”実現

編集部:平山洸太

「HUAWEI WATCH 5」

ファーウェイ・ジャパンは、スマートウォッチ「HUAWEI WATCH 5」を6月3日に発売する。カラーやサイズのバリエーションが用意されており、ラインナップおよび想定価格(税込)は以下の通り。

・「46mm/ブラック/316L ステンレススチールボディ」71,280円前後
・「46mm/パープル/チタン合金ボディ」76,780円前後
・「42mm/ベージュ/904L ステンレススチールボディ」76,780円前後

HUAWEI WATCHシリーズの10周年を記念するモデルとして、新たに投入されるスマートウォッチ。宇宙・惑星からインスピレーションを得た、滑らかな流線型ミニマルデザインをさらに深化させており、ディスプレイには球面サファイアガラスを採用しつつ、同社スマートウォッチで最も狭いベゼルを実現したとしている。

球面サファイアガラスを採用

ディスプレイにはLPTO AMOLEDディスプレイを採用し、画面占有率は約80.4%。解像度は466×466ピクセル。同社史上最も高い3000ニトの最高輝度により、強い日差しの下でもくっきり見えるとする。ディスプレイのサイズは、46mmモデルが1.5インチ、42mmモデルが1.38インチ。

左が46mm、右が42mmのモデル

本体側面には、オールインワンセンサーモジュールを搭載した「HUAWEI X-TAP」を初採用。これは、圧力センサー、心電図に使用する電極、PPG光電式センサーを一体化させたものだ。この部分に指の腹を押し当てることで、約3秒で総合的なヘルスチェックができる健康管理機能「Health Glance」が起動するという。圧力センサーを利用したミニゲームも利用できる。

「HUAWEI X-TAP」を初採用

HUAWEI X-TAPで計測できるのは、心電図、心拍数、血中酸素レベル、体表面温度、ストレスレベル。さらに、一定時間ウォッチを装着することで心拍変動(HRV)、情緒、睡眠時呼吸乱れも計測できるとする。なお、心電図測定は日本のプログラム医療機器承認を取得している。

同社フラグシップモデル「HUAWEI WATCH GT 5 Pro」とほぼ同等のワークアウトモニタリングを搭載。フルカラーマップをウォッチ画面に表示させながらのランニング・ウォーキングのモニタリングや、日本の約99%以上のゴルフ場に対応するゴルフナビ機能に対応する。

センサーには「HUAWEI TruSense」システムを採用

防水性能は5ATMで、IP69の防塵防水、ダイビングアクセサリ規格のEN13319も取得。40mのフリーダイビングにも利用できる。ほか、eSIMをサポート。転倒検知機能にも対応している。

プロセッサーにNPUを搭載し、人差し指と親指のダブルタップで操作できるスマートジェスチャーに対応。バッテリー持続時間は、節電モードでは最大11日間、標準モードでは最大4.5日間(46mmモデルの場合)。ワイヤレス急速充電にも対応する。

3つのバリエーションを用意する

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