今回もまたバーチャル形式になりそうです

「iPhone 14」発表イベント、9月7日説が濃厚に。1日に招待状を発送か

Image:Yalcin Sonat/Shutterstock.com

アップルが9月半ばまでに「iPhone 14」シリーズを発表することは確実視されているが、具体的な日にちの予想には幅があった。そんななか、同社の内部情報に精通するジャーナリストが「9月7日にイベント開催を目指している」との情報を届けている。

Bloombergの名物記者Mark Gurman氏の最新記事によると、iPhone 14は9月7日に発表後、9日に予約注文受付を開始、16日に発売とのことだ。

すでに一部のApple Store従業員は、「9月16日の主要な新製品リリースに備えるように」と通達されているそうだ。また今回のイベントも、6月のWWDC 2022と同じく会場に人を入れないバーチャル形式(動画ストリーミング)になるという。取材陣の一部が新製品のハンズオンやプライベートな説明のために招待されるかもしれない、とも付け加えられている。

今月初めにもGurman氏は、アップルがiPhone 14発表イベント用の(プレゼン動画の)収録を始めたと報じていた。開催が近づき、いよいよ日にちの確信も持てたということだろう。

iPhoneのイベントが水曜に開催されるとすれば珍しいことだが(例年なら火曜が多い)、前例がないことではない。なぜなら今年は9月5日(月)が米国の祝日であり、取材記者らの移動時間を考えると理に叶っている。そして9月7日開催ということは、9月1日ごろに「招待状」が各メディアに送られることになりそうだ。

今年のiPhone 14シリーズは、「iPhone 14」「iPhone 14 Max」「iPhone 14 Pro」「iPhone 14 Pro Max」の4機種になると予想されている。昨年まであった5.4インチのminiモデルがなくなり、6.7インチのMaxが標準モデルに加わる格好だ。

また最新プロセッサー「A16 Bionic」の搭載や、ノッチ(画面上部の切り欠き)が無くなり2つのパンチホールをもつ新デザイン、カメラの大幅な強化(広角カメラが12MPから48MPになる等)はProモデル限定となり、標準モデルはiPhone 13世代とあまり変わらない見通しだ。

ほかBloombergのレポートでは、iPhone 14イベント中に「Apple Watch Series 8」が発表される可能性が高いとも指摘されている。新たに体温測定機能が追加されることや、頑丈かつ新規デザインのProモデルの登場については、以前の予想が繰り返されている。

9月7日といえば、記事執筆時点からは、あと3週間弱となる。その日が近づくにつれ、事前情報のリークもますます活発となりそうだ。

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