赤外線カメラ搭載は第4世代以降?

AirPods Pro 3の登場迫る? アップルのコード内に“次世代モデル”の記述

Image:Wirestock Creators/Shutterstock.com

アップルが第3世代AirPods Proを開発中であるとみられ、今年秋頃の発売が予想されていた。だが、同社の最新ソフトウェアのコードから、発売が近づいていることを示唆する手がかりが見つかった

リバースエンジニアで知られるAaron Perris氏がXで共有した情報によれば、アップルのソフトウェアコード内で、以前は「AirPods Pro 2nd Generation」と記載されていた箇所が、「AirPods Pro 2 or later(AirPods Pro 2以降)」に変更されていることが確認されたという。

これは、現在AirPods Pro 2を必須としている機能が、将来のAirPods Pro 3でも動作するよう、アップルが準備を進めている可能性を示している。

この変更はAirPods Pro 3の発売が近づいていることを暗示しているものの、即時の登場を保証するものではない。6月のWWDCでサプライズ発表される可能性もあるが、より現実的なのは、9月に「iPhone 17」シリーズや「Apple Watch Ultra 3」と同時に発表・発売というシナリオである。

過去のAirPods Proモデルはいずれも秋に発売されており、アップルはフラグシップのAirPods製品をiPhoneと同時にリリースする傾向がある。初代モデルは2019年10月、第2世代は2023年9月に発売されている。

AirPods Pro 3に搭載されると噂されている主な新機能は以下の通りである。

  • H3チップの搭載およびアクティブノイズキャンセリングのさらなる強化
  • 心拍数センサーや体温センサーの追加:心拍数については、PowerBeats Pro 2に搭載された技術が流用される可能性
  • デザインと充電ケースの刷新:よりスリムな形状、装着感の改善、LEDインジケーターの位置変更、静電容量式ペアリングボタンの加など
  • リアルタイム翻訳機能:iPhoneの翻訳アプリと連携し、イヤホン内で会話内容をリアルタイム翻訳
  • 赤外線カメラの搭載:空中ジェスチャー検出、空間オーディオの強化、環境認識などに利用。ただし、これは将来の「AirPods Pro 4」に回される可能性が高い

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